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磁気形近接センサ(種類)

磁気形近接センサ(種類)

磁気形近接スイッチの種類は、

  • ・構成による分類
  • ・形状による分類
  • ・出力による分類
  • ・検出素子による分類

などで分類することができる。ここでは、形状による分類を取り上げ、現在最も多く使用されているリードスイッチ形近接スイッチについて説明する。

1. 角形

本体の形状が、角柱形状のもので、図23に示すA~Dのタイプに集約できる。リードスイッチ形は角形形状のものが最も多い。

検出素子であるリードスイッチとそれを動作させる磁石が同一のハウジングに内蔵された一体形とリードスイッチと磁石が別々のハウジングに内蔵された分離形に分類される。

Dタイプには、溝形を示すが、対向した溝の両側の部分にそれぞれ磁石とリードスイッチが内蔵される。

2. 円柱形

本体の形状が円柱形状のもので、図24に示すE~Gタイプがある。直径は φ4~30、外周ねじの呼び径はM6~30がそれぞれNECA規格に規定されている。

角形の項で述べた、一体形、分離形と同様な構成となるが、製品の種類としては少ない。
(円柱形は弊社では取り扱っておりません。)

出典 : 社団法人 日本電気制御機器工業会「制御機器の基礎知識-選び方・使い方-センサ編」 2001年7月

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一部誤記修正しています。