拡散反射形光電形近接スイッチは、検出体自体の表面反射により動作するもので、図24に示すように検出体に光を照射する投光部(投光回路、投光素子)と、 検出体からの散乱反射光(拡散反射光)を受光する受光部(受光素子、受光回路)が一つのケースに収納された一体形の光電形近接スイッチである。
透過形やリフレクタ形のように、あらかじめ一定の間隔を光結合しておき、その遮断を検出するものとは異なり、反射板などは使用せず、一定方向からのみ、物体を検出することができる。
拡散反射形光電スイッチの特徴を表3に示す。