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限定反射形光電センサ(検出原理)

限定反射形光電センサ(検出原理)

限定反射形光電形近接スイッチは、拡散反射形光電形近接スイッチをベースに、図32に示すような光学系を構成することで、限られた距離範囲内のみを動作領域とする反射形光電形近接スイッチである。

この限定反射形の光学系の特徴は、投光軸と受光軸が比較的大きな角度で交差しているところにある。図32は、投光光芒と受光光芒に細く鋭いビームを使用するもので、 双方の光芒が交差する限られた領域のみで強い受光出力が得られる。検出される光の主成分は、図33に示すように正反射光である。

出典 : 社団法人 日本電気制御機器工業会「制御機器の基礎知識-選び方・使い方-センサ編」 2001年7月

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