本文

測距反射形光電センサ(上手な使い方)

測距反射形光電センサ(上手な使い方)

一般的なものは、拡散反射形光電形近接スイッチと同様であるが、測距反射形光電形近接スイッチは、単純な有無検出に使用できるだけでなく、

(1) 受光部に返ってくる角度により検出しているため汚れに強く、粉じんの多い場所での使用に対してメンテナンス回数が減る。

(2) 動作領域幅が狭いので狭間に光電形近接スイッチを設置して検出ができる。

などが、さらにその特徴を、生かした使い方と言える。さらに測距機能を高めた形で使用するには、 動作距離を最大値で使用するのではなく最大値の半分程度にし、余裕利得の大きい距離で使用するのが望ましい。

出典 : 社団法人 日本電気制御機器工業会「制御機器の基礎知識-選び方・使い方-センサ編」 2001年7月

掲載の記事・写真・図表などの複写及び無断転載を禁止します。 著作権は社団法人 日本電気制御機器工業会に属します。
一部誤記修正しています。