限定反射形には、拡散反射形光電形近接スイッチの特徴に加えて、次のものがある。
受光出力−距離特性の勾配が急峻であるため、動作と復帰の距離の差が小さくなり、小さな凹凸検出が可能である。
動作領域以外に物体がある場合の反射光は、図33の検出体(B)のように受光素子に入らないため、検出体と背景物体の間に距離の差が少ない場合でも安定に検出ができる。
投光軸と受光軸の交差する角度を変化させることで動作距離の設定を行える。これによれば、拡散反射形の電気的な感度調整のみによる設定より検出は安定となる。
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