調整は「光電センサ 全般 上手な使い方 調整」の項を参照のこと。
投光部よりの照射ビーム(光束)が、検出体で 正反射して受光部に直接入射しないように、図46のように角度を持たせる。その角度(θ)は、 大略数度前後とすること。二眼構造のものにあっては、機械軸が光軸中心にこないように、予め角度を持たせるものがある。
タングステン電球タイプのものは非変調の直流信号光源のため、周囲照度が高いと検出特性が損なわれる場合がある。 明るい場所での使用には、検出箇所に遮光カバーなどで覆うなどの対策が必要となる。
パルス光を利用する変調タイプにおいても、パルス性の光ノイズを避けた方がよい場合が多い。
検出対象シートや検出色が、シーズン(季節など)によって変わる場合には、各々のシートに合わせた設定の切換え機能が付いた物を選択するとよい。
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