本文

セーフティソリューション

  • パフォーマンスレベル(ISO 13849-1)
  •  

PLの判定

PFHDの総和を求めることによるPLの判定

安全関連部全体のPLは、すべてのサブシステムの危険側故障確率、すなわちPFHDの総和によって評価します。安全関連部を構成するサブシステムごとに求めたPFHDの値をすべて足し合わせ、その値によってPLを判定します。

PFHDの総和を求めることによるPLの判定

安全関連部全体のPLは、サブシステムのPFHDをすべて加算した結果から容易に判定することができます。PLとPFHDの関係が 以下のように示されるためです。

PLPFHD
仮数部 指数部
a10>n≧1 ×10-5
b10>n≧3 ×10-6
c3>n≧1 ×10-6
d10>n≧1 ×10-7
e10>n≧1 ×10-8

IEC 61508-1, 高頻度オペレーションモードによる評価

たとえばPFHDの総和が1.50×10-7ならば、指数部が10のマイナス7乗であることから、上の表より安全関連部全体のPLはdと判断することができます。

なお、最終的に算出されたPFHDの値に関わらず、安全関連部の中に独立したサブシステムが含まれる場合、安全関連部全体のPL評価結果はその独立したサブシステムの持つPLの評価結果を上回ることはありません。たとえば安全関連部にPL=dを宣言した独立したサブシステムが含まれる場合は、安全関連部全体のPL評価結果は最大でもdとなります。

また、安全関連部の構成にネットワーク通信を用いる場合、その仕様や構成に応じたネットワークの信頼性を考慮する必要があります。

ソフトウエアを使ったPLの判定

以上のPL評価のプロセスは、PL評価用ソフトSISTEMAを使うと煩雑な計算をすることなく自動的に行うことができます。

オムロンはお客様がSISTEMAでPLを計算するのに必要なコンポーネントのデータをライブラリ化して提供しています。
詳しくは「機械安全信頼性データ」をご参照ください。