自動搬送ロボットでシャーシ組付工程の部品搬送自動化
導入事例:
三菱ふそうトラック・バス株式会社様
商品名:モバイルロボット「LDシリーズ」
搬送 省力化・自働化
動画紹介
三菱ふそうトラック・バス様ではトラックバスの開発・設計・製造のほか世界170か国以上に“三菱ふそう”ブランドの商用車を販売供給されている業界代表企業。
川崎の本社工場のトラックの製造工程で活用いただいているモバイルロボットの事例。
活用シーン
トラックのシャーシ組付工程で、組付けする部品を部品庫から組付ライン脇の部品棚へ供給するために活用
現場の課題
生産ラインも長く補充箇所が多く、部品補充のために作業者に長距離の歩行を強いるため身体的にも負担になっていた。
ラインには400箇所以上の補充場所があるため、補充箇所を正確に覚えたベテラン作業者の作業になっていた。
採用のポイント
1.ガイドテープを必要としない自動搬送ロボット。
2.走行経路を示す、ガイドテープが不要なためフレキシブルな運用が可能。レイアウト変更へも柔軟に対応できる。
3.搬送箇所も多くかつ搬送先が毎回異なる場合、経路の設定不要、搬送ポイントの指示のみで自律的に走行していくモバイルロボットはAGVと比較して設定が簡単。
ユーザのシステム特長
正確な部品搬送の実現
二次元コードを活用した配送位置指示。部品の入っている小箱毎に添付されている二次元コードより配送位置をシステムに読込み走行。
誤った場所への供給が発生しない仕組みを構築した。
部品棚供給の自動化
自社製作したモバイル上部にあるからくり機構をつかって小箱を自動的に部品棚に格納。
モバイルロボットはオプションのHAPS(高精度位置決めシステム)も併用して停止位置精度を高めた。