人作業による、手先の器用さを活かした高度な組立・加工や、経験や知見に基づいた柔軟な微調整や判断が、今までのモノづくりを支え上質な製品を普及させてきました。
生産人財の枯渇が社会的課題になる今、オムロンは、ビジョン、モーション、そしてセーフティなど自働化に必要な制御機器を幅広く揃える特徴を活かし、それらとロボットをシームレスに統合しアプリケーションとして提供することで、今まで人にしかできなかった器用で勘やコツが必要な作業を高度に自働化。これまで人が担ってきた「高度で柔軟なものづくり」をロボットで実現し、生産性をさらに高めます。

これまでのロボットを使った自働化システムの導入・立上・保守には、高いスキルや経験を持つエキスパートが必要でした。
オムロンのロボットアプリケーションは、周辺のロボットを含む複数の機器を統合制御し、高いユーザビリティを備えた一つのソフトウェアによってプログラム・シミュレーションが可能なため、個々の機器とそれらを統合する技術に対する専門知識が不要。また、遠隔からのバーチャル環境での設備設計や変更・シミュレーションや保全など、モノづくり現場のDX化をオムロンが加速させることで、多様な人財が活躍できるモノづくり現場を実現します。

オムロンは、幅広い制御機器とロボットを切れ目なく高速に連動させることで、個別の制御では解消が困難だった工程間におけるボトルネックを解消し、工程全体でのスループット最大化を実現します。また、各工程と各機器が統合されることで、システム全体から細部に及ぶまで完全に同期した情報の収集を可能にし、問題点を可視化・分析。モノづくり現場の継続進化を実現します。