産業用ロボットの特長
各種ロボットの品揃えと、画像センサを統合したプログラミング開発環境によりピッキングからネジ締め、検査まで、さまざまな用途で活躍
画像センサシステムとの連携で「目で見る作業」も代替
豊富なラインアップであらゆる生産現場に適合
画像センサシステムを
Oneソフトウェアにより高性能をより手軽に
オムロンの産業用ロボットは、高精度なビジョンセンサ技術を活用し、画像センサと作業が高いレベルで連携できます。さらに専用のアプリケーション「ACE Sight」により、ロボットと連携したカメラが“見たもの”をどのように処理するか、自在かつ簡単に設定可能。カメラ、画像センサシステム、ロボットを個別に導入するよりも、ソフトウェア開発、設定工数を大幅に削減、スムーズなライン立ち上げが可能です。
“目を持つロボットシステム”だから、
人の作業の代替も容易
オムロンの産業用ロボットは、カメラが撮影する画像を認識、判別して動作します。たとえばパーツフィーダ「AnyFeeder*」から補給されるバラ積みパーツのピックアップ作業では、人と同様にパーツの種類を見分けるだけでなく、ピックアップ後の整列、組み付けなど、種類に応じた適切な処理も行います。またこうした作業の設定からフィーダの動作までのプログラミングは、専用のアプリケーション「ACE」のウィザード機能を使いスムーズに実現できます。これまで汎用パーツフィーダが送り込むパーツを人の手でピックアップしていた現場でも、ラインに大きな変化を加えることなく導入し、生産性向上をもたらします。
* 2025/03 受注終了予定
推奨代替商品(フレキシブルパーツフィーダ iPFシリーズ)
製造現場すべてを
「ロボット統合コントローラ」が一括制御
オムロンはFAのリーディングカンパニーとして、日本のさまざまな製造現場で経験と実績を積んできました。そのオムロンだからこそ、PLC、サーボシステム、各種センサ、セーフティ機器など、産業用ロボットにかかわるあらゆる機器及び、アプリケーションやシミュレータ、ライブラリなどソフトウエアがワンストップで供給可能です。
これらロボット本体、周辺機器、アプリケーションの連携により、これまで人にしかできなかった複雑な作業を高度に自動化する「制御の統合」、さらにリアル/バーチャルでの正確なシミュレーション技術でシステム構築からメンテナンスまでを効率化する「構築プロセスの統合」を、「ロボット統合コントローラ」が実現。複数機器の同時制御、情報の連携、設備情報の見える化により、製造現場の変革を実現します。
お客さまの課題に応える充実のラインアップ
アームをパラレルに配置した「パラレルロボット(パラレルリンクロボット)」は、3本アームの「Hornetシリーズ」と4本アームで高速ピック&プレースを実現する「Quattroシリーズ」を用意。
「スカラロボット」の「Cobra/eCobraシリーズ」は水平方向に3軸、アーム先端に上下に動く1軸を配置し、高速高精度の動作が可能です。床置きタイプ、天吊りタイプからお選びいただけます。
「垂直多関節ロボット」は一般に4〜6軸ですが、オムロンの「Viperシリーズ」は6軸で、より複雑な動作を可能としています。
これらの産業用ロボット群が、お客さまの生産性向上をお手伝いします。
産業用ロボットとは
産業用ロボットとは、製造現場でのピッキング、組み立て、搬送、加工、ネジ締め、検査、梱包、検査などの作業に用いられ、人の代わりに作業し生産性向上を実現するロボットです。