成形機マシンタクトに応じたクリップ組付けを自動化
人と機械が協調する組立工程のロボット実用化事例
導入事例：
株式会社ナム様
商品名：協調ロボット「TMシリーズ」
組立 効率化（業務・作業） 省力化・自動化
SIerが語るオムロン協調ロボット活用のメリット
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１．ロボット内蔵カメラを使用しての「位置補正への適用」
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２．“人手作業”によるミスを削減し、生産品質の向上を実現
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３．2台の協調ロボットによる「組立工程の整流化*」で、生産効率アップ
広島県にある株式会社ナム様は、主に制御システムや省力機械装置の設計・製作をされています。
今回、ユーザ様向けに自動車エクステリア部品のクリップ自動取り付け装置を製作し、協調ロボットによる組立作業を実用化されました。
＜導入効果＞
・品質の向上
・1名の省人化
・生産性の向上
従来の“人による作業”からロボットを導入することで、いわゆる“ポカミス”といった作業ムラがなくなり、品質の向上につながりました。
生産ラインにおいて材料をストックする作業と、ストックしたワークにクリップを挿入する作業の工程を一体化（工程結合）することにより、2人で作業していたところを1人作業にすることができました。
また、2台の協調ロボットが組立作業をすることで前工程の成形機タクトと同じペースで安定生産します。ストックのオーバーフローや手待ち時間もなくなり、整流化効果と併せて作業負荷も低減しています。
株式会社ナム様は、広島県にある制御システムや省力機械装置の設計・製作をされているお会社です。
現在はSIer協会**に所属され、ロボットを活用した自動化システムのコーディネートをしています。
*整流化
生産現場における整流化とは、自動化/機械化により人の作業のムリ・ムダ・ムラを削減し、タクトタイム・リードタイムの短縮を図ること。
打ち手として、装置間・前後の作業を工程結合すること。また、工程毎の生産能力を分析しボトルネックの解消やラインバランスを見直すことで、生産ラインが淀みなく流れることを目指します。
**SIer協会
FA・ロボットシステムインテグレータ協会（Japan Factory Automation & Robot System Integrator Association）
一般社団法人日本ロボット工業会の特定事業委員会として創設された、ロボット・FAシステムの構築等を行うシステムインテグレータ（SIer）の共通基盤組織として、産業の持続的発展と競争力の強化に寄与することを目的とした協会です。
