シングル段取り替えと生産品質向上を実現する
人と機械が協調した製品組立て工程

導入事例:
家庭用理美容器メーカ様

商品名:協調ロボット「TMシリーズ」

組立効率化(業務・作業)省力化・自動化品質向上

人と機械が協調する作業現場でオムロンロボットが選定された理由

  1. 1.Plug&Play 機器と ソフトウェアによる直感的な操作で、安全柵なしの稼働を実現

  2. 2.フレキシブルな設置に対応し、容易に移設可能

  3. 3.安全対策の提案と支援により人との理想的な協働作業を実現

電気シェーバーの最終組立て工程では、本体にカバーを取り付け、ねじで締め付ける作業を行っています。従来は作業員が電動ドライバーを持ち、手動で行っていたこの作業を、オランダの家庭用理美容器メーカ様ではオムロンの協調ロボットTMシリーズにより半自動化しました。
単調な繰り返し動作は時間経過とともに作業員の疲労感が蓄積されるため、締め付け不良発生のリスクを抱えています。また、生産現場の一部には産業用ロボットで自動化しているところもありますが、生産するシェーバーの型式によって段取り替えが発生します。一日に複数回の段取り替えがあるため、柵が必要なロボットでの対応は困難でした。

そこで、こちらのお客様では協調ロボットTM5-700シリーズを導入しています。

<導入効果>
・シングル段取りの実現
・生産品質の向上

TMシリーズのPlug&Play機器とソフトウェアは直感的な操作ながらも、協調ロボットの動作を特定の範囲内に制限するなどの高度なプログラミング設定ができ、短時間での立ち上げに貢献します。また、TMシリーズは移設性も高く、配置換えや別の作業の実行もフレキシブルに対応できます。安全柵なしでも人と機械が協働できる、作業環境を実現しました。
繰り返し動作や精密性が必要な組立てはロボットで行い、段取り替えや移設は作業者が柔軟に対応することで、品種変更時のダイス交換作業が1分以内に。さらに、協調ロボットによるねじ締めの自動化でヒューマンエラーをなくし、生産品質の向上を達成しています。
TMシリーズで作業効率化と生産品質の向上に貢献した実績を評価いただき、現在こちらのお客様では他の生産設備への追加導入をご検討いただいております。

注「シングル段取り」
シングル段取りとは、広義には設備の稼働時間外となる段取り替え時間(Changeover Time)を10分未満で完了することを指します。
10分未満の交換であれば「一桁」分、つまりシングルになることからシングル段取りと呼ばれ、元々プレス金型の交換時間に由来することから、英語圏ではSingle Minute Exchange of Dieと呼ばれ、頭文字を取った略称ではSMEDとも呼ばれます。