人に代わってマグネットを接着
接着剤を充填しながら外観検査を実践する協調ロボット
導入事例:
LITMAT S.p.A.様
商品名:協調ロボット「TMシリーズ」
組立 検査 省力化・自動化 情報化
1500個/日 協調ロボットがドレンプラグの組立品質を担保
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1.手作業と同じままの設備で導入でき、ムラのない作業品質を担保
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2.組立だけでなく外観検査にも対応できるビルトインビジョン
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3.段取り替えを簡単にし、上位システムに現場情報を繋げるデータ活用
イタリアのLITMAT S.p.A.(以下LITMAT社)向けに納入した協調ロボットの導入事例です。
LITMAT社では、8時間のシフトごとに合計1,500個のドレンプラグを生産します。
組立にあたっては、協調ロボットが常にプラグに同じ圧力をかけ、ビルトインビジョンが接着剤の充填量をチェックすることで、高い再現性と品質を担保しています。
システムの導入にあたり、オムロンイタリアのセールスエンジニアは上位の製造実行システムとの接続にPLC(NX102)・HMI(NB7)を用いたモニタリング機能を提案。トラブルの遠隔モニタリングだけでなく、現場のアプリケーションを熟知したLITMAT社のエンジニアと共に多品種対応のレシピ切替・登録機能を盛り込み、ロボットを現場で使いこなせるシステムとして構築しました。
イタリアのトリノに拠点を置くLITMAT社は、自動車業界向けコンポーネントの供給において70年以上の経験を持ち、自動車および油圧、空圧、トランスミッション機器メーカー向けの金属オイルドレンプラグの製造を専門とする、この分野でイタリア最大の自動車部品メーカーです。