本文

セーフティソリューション

  • パフォーマンスレベル(ISO 13849-1)
  •  

サブシステムとは

サブシステムとは、安全関連部の特性に応じた機能的なかたまりを指します。このサブシステムという考え方を用いたPL評価はISO 13849-1のアプリケーションガイドであるISO/TR 23849等で示されており、サブシステムごとに評価したPFHDを足し合わせることで安全関連部全体のPLを求める手法です。

サブシステムとは

サブシステムは、カテゴリ、MTTFD、DCavgの3つのパラメータ、およびそれらを組合せたPFHDというパラメータを用いて評価します。それぞれのパラメータに関する信頼性データは、機器を提供している制御機器メーカより得ることができます。

独立したサブシステムの場合は、これらのデータとともにPL評価の値が与えられています。

独立したサブシステムとは、「安全関連部のPLの評価手順」で挙げたとおりそれ単体でPL評価の値を持つ機器を指します。代表的な機器としては、セーフティライトカーテンやセーフティコントローラなどが挙げられます。これらは内部のハードウェアの構造が指定構造によって構成されているほか、機器自体の信頼性が既に評価されていることから、制御機器メーカよりPLやPFHDなどの信頼性データが提供されています。

オムロンのセーフティコンポーネントの分類

複雑な電子回路持つ安全機器のなかには、Safety Integrity Level(SIL)という値が公表されているものがあります。SILの評価値を持つ機器は機能安全の規格であるIEC 62061やIEC 61508で評価された機器であり、PFHDの値によってレベルが分かれています。このことから、SILの評価値を持つ部品であってもPFHDを用いることによりPL評価が可能といえます。PFHDの詳細は「PFHDをご参照ください。

なお、PLとSILはPFHDを介して以下のように対応しています。

PLPFHDSIL
仮数部 指数部
a10>n≧1 ×10-5 対応なし
b10>n≧3 ×10-6 1
c3>n≧1 ×10-6 1
d10>n≧1 ×10-7 2
e10>n≧1 ×10-8 3

IEC 61508-1, 高頻度オペレーションモードによる評価