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セーフティソリューション

  • パフォーマンスレベル(ISO 13849-1)
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リスクアセスメントとPLの関係

リスクアセスメント手順とリスク低減の反復プロセス

ISO 12100: 2010における機械のリスク低減の手順は、リスクアセスメントの分析に続くリスク低減の一連のフローに従います。

リスク低減の方策に関しては以下の3つのステップがあります。

  1. 本質的安全設計方策
  2. 安全防護、付加保護方策
  3. 使用上の情報

このうち安全防護や付加保護方策には、セーフティスイッチやセーフティライトカーテンといったインタロック装置や非常停止装置などの安全機器が多く用いられています。これらの機器は単体で動作することはまれで、通常これらを入力とした制御回路とその結果が伝達される出力回路で安全関連部を構成しています。

このようなリスク低減方策が制御に基づく場合だけがPL評価の対象です。ISO 13849-1では、制御に基づくリスク低減の設計プロセスを下図のように具体化し、ISO 12100との整合をはかっています。

リスクアセスメント手順とリスク低減の反復プロセス

PL評価の対象となるリスク低減方策

リスク低減方策が制御システムと無関係であればPL評価の対象ではありません。制御で安全方策をとらない場合、たとえば固定の安全柵など機械的な保護構造物やロックアウト/タグアウトのような運用による安全方策はPL評価の対象にはなりません。そのためPL評価の際には、まず機械のリスクアセスメントシートを見直して、リスク低減方策のうちPL評価の対象となる項目だけを抽出するところから始めていきます。