フットプリントが小さく、狭い通路にも適用可能　中重量搬送に最適な MD-650/900

中重量物搬送を安全に自動化するモバイルロボット

1. 1. 250～900kgをカバーする中重量物の搬送に適したミドルサイズAMR

2. 2. 走行ガイドを必要としない自律運転とインテリジェントな安全機能

3. 3. モバイルロボットの複数台制御により、工場全体の搬送効率の向上が実現

・可搬性能
MD-650の可搬重量は650kg、MD-900の可搬重量は900kgです。中重量域可搬に対応することで、施設内での部品や製品の搬送に、より幅広く活用できるようになりました。また、日本、欧州、米国、アジア各国のパレットサイズに対応しています。必要機材や怪我のリスクを減らすことができ、ピックアップとドロップオフのスタンドを用いたパレット搬送に最適な可搬重量を実現しています。
・走行性能
MDシリーズは同クラスの搬送ロボットに比べてフットプリントサイズが小さいため、狭い場所でも扱うことができます。 旋回半径は729ｍｍのため狭いスペースでも移動が可能であり1.6ｍの狭い通路でもＡＭＲ同士が行き交うことができます。優れたLiDARシステムにより安全域と速度を調整し、通過するのが難しい狭い通路においても安全に走行することができます。
・フレキシブル
MD-650/900も磁気テープなどの走行ガイドを必要としない自律運転を行います。磁気テープや短距離無線通信機器がなくても、安全に運転できます。AMRはまず、内蔵センサを使って工場内の基本地図を作成し、その後は周囲環境を常に検出しながら稼働します。工程が変更されると、各AMRのシステムを自動更新し、新たな経路のネットワークを生成・修正し、各ロボットに新しい作業を割り振ることができます。 また搬送作業の最適ルートを自動的に計算し、人や障害物のとの衝突がないように安全なナビゲーションを行います。
・統合管理
最適な配車や渋滞レスの複数台制御により、工場全体の搬送効率の向上が実現できます。モバイルロボットは、オムロンのフリート管理プラットフォームであるFleet Managerによる管理に対応しています。Fleet Managerでは最大 100台のモバイルロボットを制御でき、単一のシステムで、LD- 60/90/250、MD-650/900、HD-1500全てのシリーズ機種を統合管理できます。