生産効率・リードタイム短縮を追求し続ける企業の結論
レイアウト変更に対応容易なフリートマネジメント搬送

導入事例:
VOLA A/S 様

商品名:モバイルロボット「LDシリーズ」

搬送出荷省力化・自働化情報化

9台の自律走行ロボット(AMR*)が搬送業務から作業者を開放

  1. 1.同じ施設内で最大100台のAMR管制能力を持つソリューション FLOW **
  2. 2.ルート・レイアウトの変更対応が容易にできる柔軟性
  3. 3.搬送業務から開放し、組立に集中できることで生産リードタイムを短縮

デンマーク ホーセンスの水栓メーカーVOLA A/S様が導入したモバイルロボットの事例です。
100%受注生産方式で生産の効率化とリードタイム短縮に挑戦し続ける同社では、自動化取り組みのフェーズ1.として部品と完成品の構内搬送に9台のモバイルロボットを導入。
都度不定期に生じていた搬送作業から作業者を解放することで、組立に専念できる働きやすい職場に刷新すると共に、モバイルロボットのタイムリーな搬送により、作業者の手待ち時間といったムダ時間を削減し、工場全体でのスループット向上を実現しました。

最大100台までモバイルロボットを管制できるFLOWの能力と、ルートやレイアウトの変更が簡単にできることを高く評価され、さらなる生産能力の増強にむけたフェーズ2、3の計画では、モバイルロボット8台の追加をはじめとした自動搬送の領域を拡大し、搬送業務のすべてを自動化していく予定です。

動画では、生産現場でのモバイルロボットが果たす役割、9台のモバイルロボットが活躍するシーンと共に、同社COOのペダー様がモバイルロボット導入の経緯から次世代の展望まで分かり易く語っています。

VOLA A/Sは、1873年設立の高級サニタリーメーカです。1968年にアルネ・ヤコブセンが最初のVOLAタップをデザインし、デンマークの国立銀行に納入したところから、VOLAタップの製造会社として発足。スカンジナビアの職人技と最新のテクノロジーの融合によるVOLA社の製品は、デザインアイコンとして国際的に認められています。
2020年9月に、革新的な生産ラインがデンマーク産業ロボット協会(Danish Industrial Robot Association 以下DIRA)の権威ある「オートメーション賞」を受賞しました。

Made-to-order production with an advanced fleet of mobile robots | OMRON, Europe


*「AMR」
AMRとは、Autonomous Mobile Robotの略称で、従来型のAGVに必要な磁気テープなどのガイドや軌道を不要としたロボット自己位置の推定機能を持つ自律走行型のロボットです。
**「FLOW」
OMRONのフリート・オペレーション・ワークスペース(Fleet Operations Workspace)ソリューションは、各モバイルロボットの位置、交通の流れ、作業リクエストをモニタリングするインテリジェントな運行管制システムで、工場の生産性を最大限に引き上げます。また、モバイルロボットLD/HDシリーズは、FLOWにより、最大100台まで一括しての管理が可能です。

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