代表的な危険源の例
リスクアセスメントでは、以下のような危険源を抽出します。これらの危険源の代表例については、ISO 12100の附属書Bでも紹介されています。
機械的危険源
鋭利な端部による切傷・切断、回転要素による巻き込みや引込み・捕捉、可動要素による衝撃や押しつぶしなど
電気的危険源
充電部との接触による感電、アークによる火災など
熱的危険源
火災や爆発によるやけど、極端な温度の物体による凍傷など
騒音による危険源
バランスの悪い回転部品や可動部分による耳鳴り、聴力喪失など
振動による危険源
振動する装置や移動式装置による骨関節障害、神経疾患など
放射による危険源
レーザや赤外線による目・皮膚への障害、やけどなど
材料及び物質による危険
ガスによる呼吸困難・窒息や中毒、ほこりによる過敏症など
人間工学の無視による危険源
身体的努力や姿勢による筋骨格障害、精神的過負荷・負荷不足によるストレスなど