AnyFeeder*の特長
ロボット、カメラを組み合わせたシステムをOne Stopで構築可能
オムロンは、パーツフィーダ(AnyFeeder)、ビジョンシステム、産業用ロボットを提供しており、One Stopでバラ積み部品のバラシ・整列工程のロボットシステムを構築することができます。更に、ロボット統合ソフトウェアACEを使うことで、バラ積み部品の供給や、部品の整列などの一連の動作を全てOne Softwareで設定することができます。
* 2025/03 受注終了
推奨代替商品(フレキシブルパーツフィーダ iPFシリーズ)
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対応産業用ロボット
垂直多関節ロボット、スカラロボット、パラレルロボット -
対応ビジョンシステム
IPC Application Controller -
対応ソフトウェア
統合ソフトウェアACE

様々な部品にフレキシブルに対応
AnyFeederはバラ積み部品を「弾く」「前進」「後退」動作でばらしロボット&ビジョンでピッキングを行います。一般的なパーツフィーダのように、一定方向に整列する機構を持たないため、部品の詰まりや段取り替え時の機械調整が必要なく、多機能フィーダとして使用可能です。対象部品は、多品種であっても統合ソフトウェアACEのレシピマネージャに登録することで切替が簡単にできるため、調整工数の削減に貢献します。
AnyFeederを使った時の、整列工程の動作パターン
①【バラシ工程】
AnyFeederにより「弾く」「前進」「後退」動作で部品をばらす。
②【認識工程】
ビジョンシステムによりピッキングする部品の位置、向きを選別する。裏表面判断も可能。裏面になっている又はワークが重なっている場合、「弾く」作業で再ばらし。
③【整列工程】
ロボットによりワークを整列。カメラを追加し、移動中に、ビジョンシステムによる位置の補正を行い、プレイス位置の繰り返し精度を17μm*1まであげることが可能。
*1. 画像処理分解能、ロボット繰り返し精度によります。
(※AnyFeederは油・水・粉体などのある工程では使用できません)

簡単セットアップ、高速段取替え
ロボット統合ソフトウェア(ACE)を使うと、AnyFeeder、産業用ロボット、コンベアラインを使った整列・箱詰め工程であれば、プログラミングを必要とせず、設定だけでシステムを構築することができます。AnyFeederはソフトウェアACEの使用によりロボット、ビジョンシステムなどの機器を、評価から運転までのすべての段階で工数削減に貢献します。事前検証、立ち上げ、段取替えのすべての工程の中で、作業効率の向上と各作業工程での工数・コスト削減が実現できます。
