多品種少量生産の現場で
生産性の向上と投資回収期間の短縮を実現
導入事例:
オムロン上海有限公司
商品名:協調ロボット「TMシリーズ」
組立 省力化・自働化 効率化(業務・作業)
オムロン上海有限公司における協調ロボット使用事例
- 1.頻繁に作業工程が変わる生産現場にロボットが柔軟に対応
- 2.段取り替えごとの再ティーチング不要、稼働率を下げない使い方ができている
- 3.Plug&Play対応で多用途に活用し投資回収も12~14か月に短縮できた
中国・上海にあるオムロンの制御機器生産の中核拠点「オムロン上海有限公司」では、2万2000点にもおよぶ多品種少量生産を実現しています。そのコンポーネント組み立て現場で、協調ロボット「TMシリーズ」が活躍しています。
この現場では2〜3人持ちU字ラインを使ったセル生産方式をとっており、ロボットの導入には「人と同じラインで稼働できること」が必須でした。また稼働する工程は数時間ごとに変更されるため、そうした変更への柔軟な対応も不可欠となっていました。
TMシリーズは、標準搭載するカメラが「TMランドマーク」を読み取り、ワークの位置を把握するため、配置換えを行ってもすぐに稼働可能です。またハンド部はPlug&Playに対応し、ハンド部を取り替えることで異なる工程にも導入できます。またプログラミングソフト「TMflow」はフローチャートを作るような感覚で、迅速なプログラミングが可能です。
こうした多用途対応により、ロボットへの投資も短期間で回収。また作業者への負担も減り、ES(従業員満足度)も向上しました。