C200HX/HG/HEからCJ2への置き換え
オムロンのプログラマブルコントローラ C200HX/HG/HEシリーズをCJ2シリーズへ置き換える際に必要なソフトウェア、ケーブル、機種選定、外形寸法の確認、ラダープログラムの変換、命令語の違いなどを、手順に沿ってご案内します。
事前準備から実際の作業までの全体を作業フローで確認いただき、それから個々の注意点について説明しますので、大まかな流れをつかむことができます。
さらに詳細は、「置き換えガイドC200HX/HG/HEからCJ2へ」をダウンロードしてご覧いただけます。
特に気になる7つのポイントをピックアップ
1 作業フロー
事前準備から実際の作業までの全体像をチェック
2 概略システム構成
機種選定の前に現在と置き換えた後のシステム構成をチェック
3 必要なサポートソフトとツールケーブル
プログラム変換に必要なサポートソフトとPLCとパソコンをつなぐケーブルをチェック
4 置き換え機種の選定
既存システムの形式から推奨の置き換え形式をチェック
5 外形寸法
外形寸法の違いをチェック
6 ラダープログラム変換方法
サポートツールでのプログラム変換方法をチェック
7 置き換えの留意点
チャネル割付の相違点をチェック
作業フロー
① 準備作業:置き換え前に準備する内容を示したものです。
② 実作業フロー:実際にSYSMAC αシリーズ(C200HX/HG/HE)からCJ への置き換えを行う内容を示したものです。
概略システム構成
必要なサポートソフトとツールケーブル
サポートソフト
CX-One(CXONE-AL□□D-V4)のCX-Programmer
ツールケーブル
C200HX/HG/HEとの接続ケーブル
CJ2との接続ケーブル
パソコンのUSBポートへは、USB変換ケーブル(形CS1W-CIF31)で接続可能です。
外形寸法
CJ2
システムでの外形寸法
電源ユニット 形CJ1W-PA202(AC電源14W)使用時のシステム幅W(mm)の例
31mm幅の ユニットの 接続台数 |
システム幅W(mm) | |||
---|---|---|---|---|
形CJ2H-CPU6□-EIP 使用時 |
形CJ2H-CPU6□ 使用時 |
形CJ2M-CPU3□ 使用時 |
形CJ2M-CPU1□ 使用時 |
|
1台 | 170.5 | 139.5 | 152.7 | 121.7 |
2台 | 201.5 | 170.5 | 183.7 | 152.7 |
3台 | 232.5 | 201.5 | 214.7 | 183.7 |
4台 | 263.5 | 232.5 | 245.7 | 214.7 |
5台 | 294.5 | 263.5 | 276.7 | 245.7 |
6台 | 325.5 | 294.5 | 307.7 | 276.7 |
7台 | 356.5 | 325.5 | 338.7 | 307.7 |
8台 | 387.5 | 356.5 | 369.7 | 338.7 |
9台 | 418.5 | 387.5 | 400.7 | 369.7 |
10台 | 449.5 | 418.5 | 431.7 | 400.7 |
電源ユニット、CPUユニット、エンドカバー
ユニット名 | 形式 | ユニット幅 |
---|---|---|
電源ユニット | 形CJ1W-PA205C | 80 |
形CJ1W-PA205R | 80 | |
形CJ1W-PA202 | 45 | |
形CJ1W-PD025 | 60 | |
形CJ1W-PD022 | 27 | |
CPUユニット | 形CJ2H-CPU6□-EIP | 79.8 |
形CJ2H-CPU6□ | 48.8 | |
形CJ2M-CPU3□ | 62 | |
形CJ2M-CPU1□ | 31 | |
エンドカバー | 形CJ1W-TER01 | 14.7 |
C200HX/HG/HE
ベースユニット形式 | A | W |
---|---|---|
形C200HW-BC031(3スロット用) | 246 | 260 |
形C200HW-BC051(5スロット用) | 316 | 330 |
形C200HW-BC081-V1(8スロット用) | 421 | 435 |
形C200HW-BC101-V1(10スロット用) | 491 | 505 |
1. C200HX/HG/HEからデータを読み出す
① SYSMAC αシリーズ(C200HX/HG/HE)にパソコンを接続します。
② CX-Programmer を立ち上げます。([スタートメニュー]-[プログラム]-[OMRON]-[CX-One] -
[CX-Programmer] - [CX-Programmer] )
③ PLC 機種を接続しているC200HE/G/X に設定します。([ファイル | 新規作成…])
④ PLC にオンライン接続します。([PLC | オンライン接続])
⑤ ラダープログラム、PLC システム設定、I/O テーブルを読み出します。([PLC | 転送 | 転送(PLC→パソコン)…])
“OK”ボタンを押下すると読出します。
⑥PLC メモリ(データメモリ)を読み出します。([PLC | PLC 情報 | PLC メモリ])
スクロールして全てのエリアをチェックします。“PLC→パソコン”ボタンを押下すると読み出します。
⑦ CX-Programmer をオフラインにします。([PLC | オンライン接続])
⑧ 名前を付けてファイルに保存します。([ファイル | 名前を付けて保存…])
2. プログラムをCJ用に変換・変更する
① CX-Programmer を立ち上げて、保存しておいたSYSMACα用のファイルを開きます。([ファイル | 開く…])
② PLC 機種を“SYSMACαシリーズ”から“CJ2H”または“CJ2M”に変更します。([PLC | 機種変更])
③ 命令語が変換されます。変換結果がアウトプットウィンドウに表示されます。表示されているエラー表示行をダブルクリックすると、ラダープログラムの該当箇所へジャンプします。
一部変換されない命令語があります。「CX-Programmer のPLC 機種変更による命令語の変換」および「CS/CJシリーズ コマンドリファレンスマニュアル(SBCA-351)」を参考にラダープログラムを修正してください。
プログラムのチェックは、[プログラム | コンパイル(プログムチェック)]で都度行なうことができます。チェック結果は、上記のアウトプットウィンドウに表示されます。
命令語の変換一覧
(1) オペランドのデータ指定型が、BCD 指定からBIN 指定に変更になる命令語があります。
(2) オペランドの数が変更になる命令語があります。
(3) 割込命令が変更になります。(MSKS、MSKR、CLI、DI、EI をご使用下さい。)
詳細は、以下の一覧表を参照ください。この一覧表は、変換において差異がある命令のみを記しています。これら以外の命令語は同一の命令、オペランドに変換されます。
※左右にスクロールしてご覧ください。
SYSMACαの命令 | CJでの命令 | オペランド | オペランドの数 |
---|---|---|---|
JMP(4) | JMP(4)または、 JMP0(515) |
オペランドが#0 の場合は、JMP0 に変換されオペランドはなくなります。 #0 以外の場合は、同じです。 |
1→0 同じ |
JME(5) | JME(5)または JME0(516) |
オペランドが#0 の場合は、JME0 に変換されオペランドはなくなります。 #0 以外の場合は、同じです。 |
1→0 同じ |
FAL(6) | FAL(6) | 第2 オペランドに#0 が追加されます。 FAL N → FAL N #0 |
1→2 |
FALS(7) | FALS(7) | 第2 オペランドに#0 が追加されます。 FALS N → FALS N #0 |
1→2 |
STEP(8) | STEP(8) | オペランドは内部補助リレー(WR)または、インデックスレジスタ(間接)でのみ使用可能です。 オペランドを変更してください。 |
同じ |
SNXT(9) | SNXT(9) | オペランドは内部補助リレー(WR)または、インデックスレジスタ(間接)でのみ使用可能です。 オペランドを変更してください。 |
同じ |
SCAN(18) | なし | PLC システム設定でサイクルタイム一定の設定を行ってください。 | |
ADD(30) | +BC(406) | 同じ | 同じ |
SUB(31) | -BC(416) | 同じ | 同じ |
MUL(32) | *B(424) | 同じ | 同じ |
DIV(33) | /B(434) | 同じ | 同じ |
INC(38) | ++B(452) | 同じ | 同じ |
DEC(39) | --B(454) | 同じ | 同じ |
MSG(46) | MSG(46) | 第1オペランドに#0 が追加されます。 MSG S → MSG #0 S S で指定したメッセージ格納下位ch 番号から登録できる文字数(ch数)が変わります。 16 文字(8ch)分→32 文字(16ch)分 |
1→2 |
LMSG(47) | なし | MSG(46)命令に変更してください。 | |
TERM(48) | なし | キーボードマッピング機能を使用する場合は、タッチパネル等で行ってください。 | |
ADB(50) | +C(402) | 同じ | 同じ |
SBB(51) | -C(412) | 同じ | 同じ |
MLB(52) | *U(422) | 同じ | 同じ |
DVB(53) | /U(432) | 同じ | 同じ |
ADDL(54) | +BCL(407) | 同じ | 同じ |
SUBL(55) | -BCL(417) | 同じ | 同じ |
MULL(56) | *BL(425) | 同じ | 同じ |
DIVL(57) | /BL(435) | 同じ | 同じ |
MPRF(61) | なし | IORF(97)命令に変更してください。 | |
LINE(63) | LINE(63) | 第2 オペランドがBCD からBIN になります。 定数指定の場合、#表記から&表記に自動変換されます。 CH 指定の場合、CH 内のデータをBCD からBIN に変更してください。 |
同じ |
COLM(64) | COLM(64) | 第3 オペランドがBCD からBIN になります。 定数指定の場合、#表記から&表記に自動変換されます。 CH 指定の場合、CH 内のデータをBCD からBIN に変更してください。 |
同じ |
BCNT(67) | BCNTC(621) | 同じ | 同じ |
XFER(70) | XFERC(565) | 同じ | 同じ |
DIST(80) | DISTC(566) | 同じ | 同じ |
COLL(81) | COLLC(567) | 同じ | 同じ |
MOVB(82) | MOVBC(568) | 同じ | 同じ |
TTIM(87) | TTIM(87) | 第3 オペランド(リセット入力接点No.)がなくなります。リセット入力を追加してください。(下図) |
3→2 |
INT(89) | なし | 各機能で以下の命令に変換してください 割り込みマスクセット:MSKS(690)命令 割込解除:CLI(691)命令 割込マスクリード:MSKR(692)命令 割込(タスク)実行禁止:DI(693)命令 割込(タスク)実行禁止解除:EI(694)命令 定時割込単位時間:PLC システム設定で設定 |
|
SEND(90) | SEND(90) | コントロールデータ(第3 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
同じ |
WDT(94) | WDT(94) | オペランドの仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
同じ |
RECV(98) | RECV(98) | コントロールデータ(第3 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
同じ |
BXFR(125) | なし | XFER(70)またはXFERC(565)命令に変更してください。 | |
FCS(180) | FCS(180) | コントロールデータ(第1 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
同じ |
SRCH(181) | SRCH(181) | テーブル長指定データ(第1 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
同じ |
MAX(182) | MAX(182) | コントロールデータ(第1 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
同じ |
MIN(183) | MIN(183) | コントロールデータ(第1 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
同じ |
SUM(184) | SUM(184) | コントロールデータ(第1 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
同じ |
PID(190) | PID(190) | PID パラメータ(第2 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
同じ |
AVG(195) | AVG(195) | 第2 オペランドがBCD からBIN になります。 定数指定の場合、#表記から&表記に自動変換されます。 CH 指定の場合、CH 内のデータをBCD からBIN に変更してください。 |
同じ |
DSW(210) | DSW(210) | 第4、5 オペランドが追加されます。 第4 オペランドは、読出し桁数の選択用ですので、 変換結果が使用の桁数していと一致しているかを確認ください。 第5 オペランドは、ワーク用としてに1chを指定します。 他で使用することができませんので、変換で割り当てられたエリアが、 他で使用しているエリアの場合、別のエリアに変更してください。 |
3→5 |
HKY(212) | HKY(212) | 第4 オペランドが追加されます。 第4 オペランドは、ワーク用としてに1chを指定します。 他で使用することができませんので、変換で割り当てられたエリアが、 他で使用しているエリアの場合、別のエリアに変更してください。 |
3→4 |
MTR(213) | MTR(213) | 第4 オペランドが追加されます。 第4 オペランドは、ワーク用としてに1chを指定します。 他で使用することができませんので、変換で割り当てられたエリアが、 他で使用しているエリアの場合、別のエリアに変更してください。 |
3→4 |
7SEG(214) | 7SEG(214) | 第4 オペランドが追加されます。 第4 オペランドは、ワーク用としてに1chを指定します。 他で使用することができませんので、変換で割り当てられたエリアが、 他で使用しているエリアの場合、別のエリアに変更してください。 |
3→4 |
IORD(222) | IORD(222) | オペランド仕様が異なります。 詳細は「CS/CJ/NSJ シリーズCPU ユニット コマンドリファレンスマニュアル(SBCA-351)」を確認し、 変更してください。 |
同じ |
IOWR(223) | IOWR(223) | オペランド仕様が異なります。 詳細は「CS/CJ/NSJ シリーズCPU ユニット コマンドリファレンスマニュアル(SBCA-351)」を確認し、 変更してください。 |
同じ |
RXD(235) | RXD(235) | 本命令でペリフェラルポートの指定はできません。 格納バイト数 (第3 オペランド)がBCD からBIN になります。 定数指定の場合、#表記から&表記に自動変換されます。 CH 指定の場合、CH 内のデータをBCD からBIN に変更してください。 |
同じ |
TXD(236) | TXD(236) | 本命令でペリフェラルポートの指定はできません。 格納バイト数 (第3 オペランド)がBCD からBIN になります。 定数指定の場合、#表記から&表記に自動変換されます。 CH 指定の場合、CH 内のデータをBCD からBIN に変更してください。 |
同じ |
STUP(237) | STUP(237) | ポート指定(第1 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してください。 |
|
PMCR(260) | PMCR(260) | コントロールデータ(第1 オペランド)内の仕様が異なります。 マニュアルに従って変更してくだい。 |
3→4 |
CMCR(261) | なし | CPU ユニットにメモリカードを装着し、FREAD(700)、FWRIT(701)命令に変更してください。 | |
FPD(269) | FPD(269) | コントロールデータ(第1 オペランド)内のFAL番号指定、 異常監視時間設定値(第2 オペランド)がBCD からBIN になります。 |
|
XDMR(280) | なし | XFER(70)またはXFERC(565)命令に変更してください。 | |
EMBC(281) | EMBC(281) | オペランドがBCD からBIN になります。 定数指定の場合、#表記から&表記に自動変換されます。 CH 指定の場合、CH 内のデータをBCD からBIN に変更してください。 |
同じ |
TST(350) | TST(350) | 第2 オペランドがBCD からBIN になります。 定数指定の場合、#表記から&表記に自動変換されます。 CH 指定の場合、CH 内のデータをBCD からBIN に変更してください。 |
同じ |
TSTN(351) | TSTN(351) | 第2 オペランドがBCD からBIN になります。 定数指定の場合、#表記から&表記に自動変換されます。 CH 指定の場合、CH 内のデータをBCD からBIN に変更してください。 |
同じ |
ADBL(480) | +CL(403) | 同じ | 同じ |
SBBL(481) | -CL(413) | 同じ | 同じ |
MBSL(482) | *L(421) | 同じ | 同じ |
DBSL(483) | /L(431) | 同じ | 同じ |
MBS(484) | *(420) | 同じ | 同じ |
DBS(485) | /(430) | 同じ | 同じ |
BXF2 | なし | XFER(70)またはXFERC(565)命令に変更してください。 | |
XFR2 | なし | XFER(70)またはXFERC(565)命令に変更してください。 | |
IEMS | なし | インデックスレジスタを使用して、実効アドレスを指定する方法などをご使用ください。 |
置き換えの留意点
この一覧表は、SYSMACαとCJ シリーズにおいてチャネル割付の相違の概要を記載しています。
詳細は関連マニュアルを参照ください。
※左右にスクロールしてご覧ください。
項目 | SYSMACαシリーズ | CJ シリーズ | 備考 |
---|---|---|---|
I/O 割付 基本I/O |
「フリーロケーション・固定チャネル」方式 | 「フリーロケーション・フリーチャネル」方式 プログラム内のチャネル・接点番号を変更してください。 |
I/O 割付の詳細は、「CJシリーズCJ2 CPUユニット ユーザーズマニュアル ソフトウェア編( SBCA-350 )」を参照ください。 |
I/O 割付 高機能I/O |
IR 100~199CH IR 400~459CH (号機No.毎に各10CH 割付) DM1000~2599CH (号機No.毎に各100CH 割付) |
CIO 2000~2199CH (号機No.毎に各10CH 割付) DM20000~21999CH (号機No.毎に各100CH 割付) プログラム内のチャネル・接点番号を変更してください。 |
|
I/O 割付 高機能I/O (グループ2) |
IR 30~49CH IR 330~341CH (I/O チャネル番号毎に2CH、または4CH 割付) |
基本I/O と同様に、装着位置(ラック、スロット)によって割付が決まります。 プログラム内のチャネル・接点番号を変更してください。 |
|
リンクリレー(LR) | LR00~63CH | なし | CJ ではPC リンクは使用できません |
特殊補助リレー 補助記憶リレーエリア(AR) |
SR 236~255CH SR 256~299CH AR00~27CH |
(1)AR の該当エリア・接点 プログラム内のチャネル・接点番号を変更してください。 (2)コンディションフラグ、クロックパルス プログラム内の演算フラグは コンディションフラグに変更してください。 クロックパルスは、P_0_1ms、P_1ms などの 変数名(グローバル変数)で指定してください。 |
CJ の演算フラグ、コンディションフラグは、ラベルで指定します。 |
PC リンク用特殊補助リレー | SR 247~250CH (特殊補助リレー内) |
なし | CJ ではPC リンクを使用できません |
伝送I/O リレー | IR 200~231CH | なし | CJでは伝送I/Oを使用できません |
DeviceNet SYSBUS リモートI/O 子局 |
IR 50~99CH IR 350~399CH |
【DeviceNet リレーエリア】 CIO 3200~3799CH 【SYSBUS リレーエリア】 なし |
CJではSYSBUSを使用できません |
内部補助リレー(TR) | IR 310~329CH IR 342~349CH IR 460~511CH |
CIO 1200~1499CH CIO 3800~6143CH WR 000~511CH |
|
一時記憶リレー(TR) | TR0~7 | TR0~15 | |
保持リレー(HR) | HR00~99CH | HR 000~959CH | |
異常履歴格納エリア | DM6000~6030CH | AR 100~A199 | 異常履歴エリアを読み出すプログラムを使用している場合は、 変更してください。 |
PLC システム設定方法の違い
※左右にスクロールしてご覧ください。
項目 | SYSMACαシリーズ | CJ シリーズ | 備考 |
---|---|---|---|
PLC システム設定エリア | DM エリアに固定割付 (D6600-6655) |
PLC システム設定専用エリアに割付 (ユーザ用アドレスなし) |
詳細は関連マニュアルを参照ください |
実行タイミング等の違い
※左右にスクロールしてご覧ください。
項目 | SYSMACαシリーズ | CJ シリーズ | 備考 |
---|---|---|---|
割込実行方式と実行タイミング | 割込プログラムは、サブルーチンに記述します。 | 割込プログラムは、割込タスクに記述します。 | CJの場合、1 命令実行中やリフレッシュ中にも 割込タスクは起動されます。 |
I/O テーブル作成 | 不要 | 必要 CX-Progurammer 等の周辺ツールからの「I/O テーブル作成が必要です。 |
|
サイクルタイム | - | CJ に変更することで、サイクルタイムは短くなります。 サイクルタイムに依存するプログラムを作成する場合は、変更後動作確認してください。 |
サイクルタイムをC200H と同一にするためには、 PLC システム設定の「サイクルタイム一定機能」を使用してください。 |