多品種、少量梱包に最適な出荷工程
生産ライン最終端のパレタイジング

導入事例:
FlexLink AB様

商品名:協調ロボット「TMシリーズ」

搬送出荷省力化・自動化情報化

顧客の自働化ニーズに応える標準化協調ロボットパレタイザーを開発

  1. 1.自立型のため、別な場所への移設やライン間の入れ替えが簡単

  2. 2.安全機能を充実し、作業者はロボットの近くで安全に作業可能

  3. 3.EU製品規格の適合に加え、欧州と米国の標準パレットを処理可能

スウェーデンに本社を置くFlexLink AB様(以下FlexLink社*)が開発した協調ロボットの事例です。
欧米を中心に大手500社の顧客実績を有するFlexLink社では、数か月に渡る開発プロジェクトをオムロンフランス現地法人と協働。
両社が有する知見のほか、顧客経営ニーズ/現場ニーズを収集・分析し、導入から立上げ・調整・トレーニングをわずか1日~数日でできる使いこなしの容易さに加え、メンテナンスコストを最小化するための緻密な設計を実施。

自立形・コンパクトな占有床面積なことから、場所を選ばす設置フロアの移設/ライン間の切替が容易。
さらには、アクティブセーフティ思考の安全機能搭載により、作業者がロボットの近くでも安心して働ける安全な作業空間を実現してます。

・ラインアップは、個箱の最⼤可搬重量:10Kgまで(TM12選択時)と、12Kgまで(TM14選択時)の2機種を用意
・2系統バキュームグリッパーの確実なピッキング動作(1分間に8回から14回)により、高い稼働率を実現
・オプション装着の昇降機構により、高さ2mまでのパレタイジング作業を自動で実行
・EU製品規格のCEマーキングに適合のほか、主要仕向け先の欧州・米国で標準規格のパレットに対応
・ヒアリングした顧客の推計にもとづき、投資収益率(ROI)約1.5〜2年で回収できる高い経済性を訴求

開発当時を振り返り、FlexLink社の制御エンジニアのグレイ様は、“このソリューションは、単調な反復作業から作業者を開放しただけでなく、より付加価値の高い業務に専念できる新時代のものづくり現場を実現した”と述べています。
動画では、グレイ様インタビューのほか、開発ストーリー、協調ロボットパレタイザの特長といったハイライトシーンをご覧いただけます。

* FlexLink社は、食品・飲料・日用品業界の包装・梱包・出荷工程に多くの実績を持つ急成長グループ企業の1社で、パレタイザーをはじめとした多くの実績を持つパイオニアであり、欧州同業界のリーディングカンパニーです。

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