- Sysmac Library
ビジュアルフィードバックアライメントライブラリ
マシンオートメーションコントローラ NJ/NX/NYシリーズとF画像処理システム用 ビジュアルフィードバックアライメントライブラリ(形SYSMAC-XR018)のご紹介です。
ライブラリのご使用につきましては、当社営業担当者にお問い合わせください。
画像処理システムのカメラを使った位置決めで高速性と高精度を両立したい
- 課題1
- 機械誤差の影響により位置決めリトライが発生し、位置決め速度が上がらない
- 課題2
- 位置決め対象や機械のズレにより突発的な位置決め失敗が発生する
- 課題3
- 高精度な画像センサのキャリブレーションが必要で、作業に時間がかかる
「都度計測」の位置決めから、「常時監視」の位置決めへ
ファンクションブロックを含む本ライブラリを使った位置決めなら、3つの課題を解決できます。
高速高精度
±1μm 精度のアライメント位置決めを1秒以下(平均値)で実行。
ロバスト
たわみのようなワークのばらつきや機械誤差を吸収し、リトライによる速度低下と位置決め失敗を防止。
短時間立上げ
画像センサのキャリブレーション作業は不要。
ビジュアルフィードバックの仕組み
一般的に画像処理を用いた位置決めには、カメラで対象物の位置を計測し、その結果を用いてモータを駆動します。
これらの動作の個別実行が前提となっていたため、画像センサには位置計測のための高精度なキャリブレーション、モータには高精度な駆動が求められてきました。
ビジュアルフィードバックはモータの現在位置情報に画像センサの座標データを活用します。画像処理の計測周期ごとに現在位置をモータの動作制御にフィードバックするので、モータの位置とワーク位置のズレを吸収した位置決めができます。
従来方式
ビジュアルフィードバック
システム構成例
オムロン 画像処理システム FHシリーズとマシンオートメーションコントローラによりステージ制御を行う例です。