- Sysmac Library
寸法計測ライブラリ
マシンオートメーションコントローラ NJ/NXシリーズ、および産業用PC プラットフォーム NYシリーズ IPCマシンコントローラ用 寸法計測ライブラリ(形SYSMAC-XR014)のご紹介です。
変位センサを使って、厚み・平坦度・段差などの寸法を計測したい
- 課題1
- どんな演算式を設定すればよいのかわからない
- 課題2
- センサの数が増えるほどプログラミングが複雑で時間がかかる
寸法計測ライブラリが解決します!
変位センサの計測値をお客様のアプリケーションに合わせた寸法値へ。本ライブラリのファンクションブロック(FB)を使えば、求めたい寸法を簡単に算出いただくことができます。たとえば2,650ステップのST言語プログラムが必要だった「センサを移動させながらの段差計測」が、わずか325ステップで実行でき、プログラミング工数を大幅に削減できます。
*2016年10月現在、当社調べ
多点計測
2次元形状計測
多点計測
複数センサの計測値から、知りたい寸法を演算できる専用ファンクションブロックをご提供します。
工数削減ポイント : 演算式のプログラミング不要
目的に合うFBを選び、各センサを所定のパラメータに割り当てるだけで、
知りたい寸法を演算できます。
システム構成
接触式の計測なら E9NCシリーズ
非接触での計測なら ZW-7000/5000シリーズ
2次元形状計測
1台のセンサを移動させながら計測し、寸法を演算する専用FBです。ステージやロボットの移動情報(X/ Y)と、変位センサの測定情報(Z)を複雑なプログラミングなしにコントローラ上で連携させることができ、形状計測を簡単に行うことができます。
工数削減ポイント1 : 計測範囲外エラーを防ぐファンクションブロック
測定面に大きな高さ変化があっても計測範囲外エラーが出ないようにセンサの高さを適切に制御できるFBをご用意しました。用途に応じて次の2つの制御方法から選択できます。
高さが滑らかに変化するような形状の計測に適しています。
高さが急激に変化するような形状の計測に最適。測定面の高さが測定範囲外に変動した場合には、変位センサが測定範囲内となるように、変位センサの高さを再調整したのちに計測を継続します。
工数削減ポイント2 : 2次元形状データを簡単に作れるファンクションブロック
移動計測値から2次元形状データを簡単に生成し、特徴点の寸法を演算できるFBをご用意しました。目的に合うFBを選び、計測範囲を指定するだけで知りたい寸法を演算できます。
工数削減ポイント3 : 設定画面・計測画面の設計不要
基本的な設定(センサ/サーボ)はもちろん、様々なアプリケーションで活用できる機能を標準的に内蔵したHMI画面をご提供。
内蔵機能例:線計測データ波形表示、特徴量演算、比較演算など
*詳しくは当社営業担当者まで お問い合わせください。
システム構成
非接触タイプ:ZW-7000/5000シリーズ