- Sysmac Library
EtherCAT G5シリーズライブラリ
マシンオートメーションコントローラ NJ/NXシリーズ、および産業用PC プラットフォーム NYシリーズ IPCマシンコントローラ用 EtherCAT G5シリーズライブラリ(形SYSMAC-XR004)のご紹介です。
段取替え時や保守運用時に、サーボドライバの設定/交換工数を削減したい
- 課題1
- 段取替え時のサーボドライバ設定変更に時間がかかり、稼働率が上がらない。
- 課題2
- 設定変更により動作が不安定になったので、初期状態や安定稼働時の状態に戻したいが、
過去バージョンのファイルを用いるため時間がかかる。 - 課題3
- 機器が故障したので交換したいが、パラメータの再設定にパソコンが必要。
EtherCAT G5シリーズライブラリが解決します!
「パラメータバックアップ ファンクションブロック/リストア ファンクションブロック」により、パソコンを使用せずにサーボドライバのノード単位で*、パラメータのバックアップ( 機器からの設定アップロード) /リストア( 機器への設定ダウンロード) を実現できます。サーボドライバの設定変更や復旧が簡単に行えます。
「絶対値エンコーダ初期化ファンクションブロック」により、ノード単位での絶対値エンコーダの初期化も可能です。
システム構成例
ノード毎に複数種類のパラメータをバックアップできるため、表示器からリストアすべきパラメータ種別を指定することで多品種の段取り替えも効率化。
G5シリーズサーボドライバ
①パラメータバックアップ
任意のノードのサーボドライバに対して、全パラメータを読み出してSDメモリカード内にバックアップファイルとして保存。
②パラメータリストア
SDメモリカード内のバックアップファイルに保存されたパラメータを、任意のノードのサーボドライバにリストア。
③絶対値エンコーダ初期化
任意のノードのサーボドライバに対して、絶対値エンコーダの初期化を実行。
*NJ/NXシリーズ CPUユニット・NYシリーズ IPC マシンコントローラのバックアップ/リストア機能により、全ノード一括でのパラメータのバックアップ/リストアが可能。さらに、本ライブラリを使用することで、ノード単位で可能となります。
段取り替え時のサーボドライバ設定変更例
設定ツール(Sysmac StudioまたはCX-Drive)を
オンライン接続・操作して、設定変更する必要あり。
NS/NAシリーズなどの表示器の操作や、押しボタンの操作をトリガとして、
SDメモリカードへのバックアップ/リストア、絶対値エンコーダの初期化がすべて実行可能。*
*NSシリーズはNYシリーズと接続対象外です。