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EtherCAT 1Sシリーズサーボドライバ用ライブラリ
マシンオートメーションコントローラ NJ/NX/NYシリーズ用 EtherCAT 1Sシリーズライブラリ (形SYSMAC-XR011)のご紹介です。
段取替え時や保守運用時に、1Sシリーズサーボドライバの設定/交換工数を削減したい
- 課題1
- 段取替え時のサーボドライバ設定変更に時間がかかり、稼働率が上がらない。
- 課題2
- 設定変更により動作が不安定になったので、初期状態や安定稼働時の状態に戻したいが、
過去バージョンのファイルを用いるため時間がかかる。 - 課題3
- 機器が故障したので交換したいが、パラメータの再設定にパソコンが必要。
- 課題4
- 部品の交換や劣化により動作が不安定になったのでゲインチューニングしたいが、
パソコンが必要。
EtherCAT 1Sシリーズサーボドライバ用ライブラリが解決します!
「パラメータバックアップ ファンクションブロック /リストア ファンクションブロック」により、パソコンを使用せずに1Sシリーズサーボドライバのノード単位で*、パラメータのバックアップ( 機器からの設定アップロード) /リストア( 機器への設定ダウンロード) を実現できます。サーボドライバの設定変更や復旧が簡単に行えます。
「絶対値エンコーダ初期化 ファンクションブロック」により、ノード単位での絶対値エンコーダの初期化も可能です。
サーボドライバ交換のユースケース
システム構成例
ノード毎に複数種類のパラメータをバックアップできるため、表示器からリストアすべきパラメータ種別を指定することで多品種の段取り替えも効率化。
①パラメータバックアップ
指定したサーボドライバに対して、全パラメータを読み出してSDメモリカード内にバックアップファイルとして保存。
②パラメータリストア
SDメモリカード内のバックアップファイルに保存されたパラメータを、任意のノードのサーボドライバにリストア。
③絶対値エンコーダ初期化
任意のノードのサーボドライバに対して、絶対値エンコーダの初期化を実行。
④モータセットアップ
指定したサーボドライバのモータ交換検出をクリア。
⑤ユニットリスタート
指定したサーボドライバの電源再投入をせずにパラメータを反映。
*NJ/NXシリーズ CPUユニット・NYシリーズ IPC マシンコントローラのバックアップ/リストア機能により、全ノード一括での
パラメータのバックアップ/リストアが可能。さらに、本ライブラリを使用することで、ノード単位で可能となります。
ゲインチューニングのユースケース
システム構成例
チューニングしたい軸を表示器から選択して簡単チューニングを実行。独立動作する軸なら、複数軸の同時チューニングにも対応。
①簡単チューニング
指定したサーボドライバに対して、ゲインチューニングを実行。