拡張的プロセスと柔軟性に人・技術で対応
導入事例:
Vetipak様
商品名:ロボット統合コントローラ NJ 垂直多関節ロボット Viper
食品・薬品・化粧品 人手不足解消 生産性向上 組立 変種変量生産
拡張性と柔軟性を実現した包装ライン自働化プロジェクト
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1. Vetipak社、B Electrical Engineering社、オムロンの3社共創により
「人手不足の対策」と「高品位包装の量産」の課題両立に挑戦 -
2. ロボット統合ソリューションにより、目指した拡張性と柔軟性ある自働化を実現
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3. 開発工数の削減に加え、稼働中の調整時間を短縮し投資回収(ROI)を早期化
オランダに拠点を持つVetipak様がサービスを提供をしている大手ブランド顧客の課題に、ロボット統合ソリューションを含む拡張性と柔軟性のある自働化でお応えしました。
ライフサイクルが早くなり、急速な需要変動が見込まれる食品やコスメといった消費財(FMCG*)の梱包・製函・包装・封止(折り/接着)を受託するVetipak様では、人の集中力と習熟に依存した包装に限界を感じており、その解決策としてのロボット化・自働化をB Electrical Engineering社そしてオムロンに打診。
欧州オムロン現地法人のソリュ―ションパートナーであるB Electrical Engineering社は、最新のテクノロジーと3社のプロジェクト体制で3つのプロジェクトを受注し、Vetipak様の課題解決とシステム要件となるROIの最適化を果たしました。
中でも、Origami(折り紙)プロジェクトは、人手で行うハイブランドに相応しい包装を自働化で実現しており、VetipakコマーシャルマネージャーのMark van der Burgt様は「15人の熟練者を新たに雇用しないと実現できない高品位包装の量産・自働化が実現できました。人と技術で解決する自動化アプローチの模範例として、後に続く取り組みを期待します」と述べられました。
1997年に設立された Vetipak様は、急速に変化する消費財分野の国際的ブランドやプライベートレーベル企業に、革新的でスケーラブルな高品質パックソリューションを提供しています。
記事提供:OMRON Europe B.V.
注「FMCG」
FMCG(Fast-Moving Consumer Goods industry)とは、名前通り変化が早く、新商品開発から市場投入までのプロセスが短い、洗剤、コスメ、アパレル、靴、家電、書籍、医薬品、文具、食品などの消費者向け日用消費財のこと。または業界を指します。