正弦波エンコーダ
(株式会社マグネスケール製)

ここではPMACと正弦波エンコーダ(株式会社マグネスケール製)との接続事例をご紹介します。

正弦波エンコーダ (1Vp-p)からの
フィードバックによる、
超高精度
位置制御システム事例

  • 正弦波エンコーダ (1Vp-p)のsin/cos信号をダイレクトに接続できます。(インターポレータは不要)
  • PMACの内挿分割1/16384により、サブナノ以下の超高分解能でのフルクローズドシステムが構築できます。
  • インターポレータを介さずに「高分解能」を実現するほか、A/B相では制約のある「高応答」とが両立できます。
  • 超高速位置比較機能 (EQU)により、100nsec以下の高速応答で位置比較出力することが可能です。
正弦波エンコーダ (1Vp-p)からのフィードバックによる、超高精度位置制御システム事例

接続対応機種

形式 CK3M CK3E NY51□-A PowerUMAC
接続可否 × ×

超高速位置比較機能

ハードウェア処理で位置が一致した時にパルスを出力します(100ns以下で反応)。指令ではなく実際の位置を見て出力を制御するため、正確に同期を取ることができます。

超高速位置比較機能

PMACと正弦波エンコーダの
組合わせた場合の
分解能と応答性について

PMACに正弦波エンコーダを接続する場合の分解能と応答性について、マグネスケール製 形BL50Hシリーズを例に説明をします。

マグネスケール製 形BL50Hシリーズの場合

最小分解能

リニアスケールの最小分解能=400nm
(sin/cos信号波長)

PMACの内挿分割数:1/16384
(CK3W-AX2323/ACC-24E3 sin/cos 使用時)

PMAC内の最小分解能:
400nm×1/16384≒0.0244nm

最大応答周波数

PMAC sin/cosインタフェースの最大入力周波数:2MHz
(CK3W-AX2323/ACC-24E3 sin/cos 使用時)

PMAC内の最大応答周波数:
400nm×2MHz=800mm/sec

PMACと正弦波エンコーダの組合わせた場合の分解能と応答性について

sin/cosとA相B相の
接続方法の比較

リニアスケールの「sin/cos」と「A/B相」の2種類をフィードバック信号として取り込む場合の接続方法について説明します。

sin/cosの場合

エンコーダのsin/cos信号をダイレクトに接続して、フィードバック信号として取り込みます。

Sin / Cosの場合

A/B相の場合

エンコーダのsin/cos信号を、インタポレータに入力。
インタポレータで内挿したA/B相をフィードバック信号として取り込みます。

A/B相の場合

※リニアスケール関連の製品イメージ、システム構成は、マグネスケール社の許諾を得て、同社資料より転載いたしました。