強制ガイドとミラーコンタクトの違い

強制ガイドとは、主にリレー(セーフティリレー)が備えている機構です。a接点が溶着した場合、コイルOFF状態で全てのb接点が0.5mm以上の接点ギャップを確保します。逆にb接点が溶着した場合、コイルON状態で全てのa接点が0.5mm以上の接点ギャップを確保します。
リンクドコンタクトとも言います。
ミラーコンタクトとは、主にコンタクタが備えている機構です。
本体と補助接点ブロックの組み合わせにおいて、本体の主接点が溶着した場合、コイルの励磁を解いても補助接点ブロックのすべてのb接点は、耐衝撃電圧2.5kV以上を満たすか、接点間隔0.5mm以上を確保する構造です。
補助接点ブロックの溶着時でも主接点はONする可能性があります。

参照リンク

FAQ番号:FAQ03918 ミラーコンタクト構造
FAQ番号:FAQ02481 強制ガイド接点構造
FAQ番号:FAQ02371 EN50205「強制ガイド接点付きリレー」

安全原則-12

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