クラス2電源について

ライトカーテンやセーフティコントローラの電源には、クラス2電源の使用、またはクラス2の要求事項を満たす電源を使用しなくてはならない、と各製品のマニュアルに記載されています。なぜなのでしょうか。
UL規格におけるクラス2とは、「出力電流・出力電圧が共にあるレベルに制限されている電源」に対する規格です。
クラス2は、UL 1310で、電流、電圧の仕様が以下の通り規定されています。

  • 8A以上の出力電流が流れない
  • 出力電圧は、DC30V以下

ULの試験で認定を受けることができます。
クラス2の電源を使用した場合、「クラス2取得機種は、その出力側は安全なレベルである」と認定されているため、装置全体としての安全規格申請時に、クラス2認定機種の出力側に接続するセンサなどの機器は、機器自体の安全規格への対応が不要になる場合もあります。(ただし、この場合においても、機械安全に関する規格対応は必要です。)

安全原則-6

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