レーザスキャナは反射型なのに安全

一般的に反射型センサは危険検出型であり、安全用途には適さないと言われており、セーフティセンサの分野では、ライトカーテンは反射型ではなく、透過型のセンサが使われます。しかし、セーフティレーザスキャナはレーザの反射光を検出するセンサであり、反射型センサの一種ですが、安全用途として、問題なく使用することが可能です。
その理由は、レーザスキャナの動作原理にあります。レーザスキャナは、下図のようにレーザの投光部を回転させて一定範囲をスキャンしているからです。

レーザスキャナは反射型なのに安全

一般的な反射型センサは、投光部の故障があった場合に、安全確認ができなくなり、危険側故障となりますが、セーフティレーザスキャナは、1回転する度に、センサ内部にある基準ターゲットを検出することで、投光部が正常動作してることを確認でき、危険側故障を防止しています。

安全原則-10

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