近年、モノづくりは従来からの人手不足などの課題に加え、新型コロナウィルスの影響により、製造現場でのソーシャルディスタンスの確保や出張などの移動制限、リモートワークなどの新しい働き方の追求を背景に、大きな転換点を迎えています。これにより、生産におけるレジリエンスを高めるための自動化導入や、デジタル技術によるエンジニアリング環境の変革に対する要求が高まっています。
ロボットをアプリケーション実現するための1つの要素と捉え、他の機器と密に統合させ、生産現場に根差した、革新的な自動化アプリケーションを提供する「制御の統合」。そして自動化の構築をシンプルにし、思い通りの実現を可能にする「構築プロセスの統合」。この2つの統合が、高度に自動化されたモノづくり現場を実現します。
今までは別々だった、ロボットとマシン制御をOneコントローラに統合、周辺機器とロボットを擦り合わせた、異次元の繊細で巧みな制御を実現します。例えば画像処理など各種センシングと完全同期したロボット動作の最適制御で、人にしかできなかった挿入やカシメといった複雑な加工・組立を高度に自動化します。匠の技を自動化することで、生産人財不足の課題を解決していきます。
Oneコントローラで画像処理などの各種センシング、モーション制御に加え、ロボットも完全同期して動作、リアルタイムで機器同士がシンクロすることで、装置スループットを最大化し、最高レベル*の自動化パフォーマンスを実現します。
*2019年11月当社調べ
*2019年11月当社調べ
業界で初めて*ロボットも含めPLCですべてを制御、今までは別々だった、ロボットとマシン制御の「言語」を統合しシンプルにしました。さらにロボットのみならず、入力機器から出力機器まで含めた3Dシミュレーション技術を確立、これにより設備立上前に装置タクトを見える化し、工程設計、動作検証を飛躍的に効率化します。システム全体の構築からメンテナンスまでをシームレスに統合し、また、一度開発したソフト資産、CAD資産を再利用可能とすることで、設備開発だけでなく、設備導入も含めた双方の人財不足の解決と、Time To Marketを実現します。
*2019年11月当社調べ
*2019年11月当社調べ