セーフティレーザスキャナの「基準点監視機能」が必要となるとき
「基準点監視機能」とは、開口部の枠や柱など、固定物を基準点に設定し、常にそれを検出して、異常発生(固定物のゆがみや位置ずれなど)時に、制御出力をOFFする機能です。
国際規格IEC 61496-3では、セーフティレーザスキャナの走査面に対して±30°以上の角度で人体が侵入する場合は、必ず「基準点監視機能」を使用するように規定しています。

例)装置の侵入検知
開口部の枠を基準点に設定。基準点を常に監視し、正常時に制御出力をONします。フレームのゆがみや位置ずれなどにより隙間が発生し、基準点を検出できなくなると、制御出力をOFFして機械を止めます。

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