ロックレバー連動接点機能について
ロックレバー連動接点機能とは、非常停止スイッチの操作部と接点部が正常に取り付けられているかを、接点の開閉状態で検出する機能です。
ロックレバーをスライド操作することで、操作部と接点部は確実に取り付けることができます。しかし万が一、ロックレバーのスライド操作が不十分で非常停止スイッチの取り付けが適切でなければ、いざという時に操作部を押しても適切に作動しない恐れがあります。
ロックレバー連動接点機能を搭載した非常停止用押ボタンスイッチであれば、ロックレバーのスライド操作が不十分なら、操作部が押されていない状態で本来NCの接点がNOの状態になることから、異常を検出することができます。

代表的な非常停止用押ボタンスイッチには次のような形式があります。
オムロン製非常停止用押ボタンスイッチ:形A22NE-PD
非常停止機器の特徴-1