ドアスイッチ(ガードインターロック用途のスイッチ、センサ)の種類について

ドア(ガード)のインターロック用途に使用できるスイッチには、以下の種類があり、それぞれ特徴があります。

名称 形状(代表例) 特徴
ドアスイッチ
写真D4NS
  • 最も一般的なタイプです。
  • 専用の操作キーを挿入することによりONします。
  • 予備の操作キーによる無効化に対しての考慮が必要です。
電磁ロック
ドアスイッチ
写真D4NL
  • ドアスイッチにロック機構を内蔵したタイプです。
  • ロック機構にはメカニカルロック式とソレノイドロック式の2種類あります。
非接触
ドアスイッチ
写真D40A
  • 専用のアクチュエータが近づくことによりONします。
  • メカニカルな可動部がないため、多少のずれでも動作し、かつ機械的寿命の考慮も不要です。
  • 専用のコントローラが必要です。
ヒンジ型
スイッチ
写真D4NH
  • 観音式扉の開閉検知に特化した形状です。
  • 操作キーは不要なため、ドアスイッチと比較して予備の操作キーによる無効化防止が可能です。
  • 無効化防止のために、アクチュエータの固定ネジは特殊ネジの使用を推奨します。
リミットスイッチ
写真D4N
  • 主にスライド式扉の開閉検知に使用します。
  • ドアスイッチと比較して寿命が長いため、開閉頻度の高い扉に使用します。
  • ドグの設計およびスイッチの取り付け位置の考慮が必要です。
リミットスイッチ
(プルリセット)
写真D4N-R
  • リミットスイッチの動作後、アクチュエータの復帰にボタンによるリセットが必要なタイプです。
  • スイッチの復帰時に人による点検等を要求する用途に使用します。
  • ドグの設計およびスイッチの取り付け位置の考慮が必要です。

セーフティドアスイッチの特徴-6