非接触ドアスイッチD40A、D40A-2、D40Zの違い
オムロンの非接触ドアスイッチにはD40A、D40A-2、D40Zの3種類あります。対応しているPL/カテゴリに加えて検出方式が異なります。
D40A、D40A-2は磁気検知方式で、アクチュエータ部から出ている磁気をセンサ部で検出しています。構造がシンプルで、磁性体が周囲にあると検出距離が変化する場合があります。
D40A-2は、D40Aと比べて高いPL/カテゴリが達成できます。
D40Zは電磁誘導方式で、電磁結合度の変化によってアクチュエータの存在を検出します。センサ内部にCPUを搭載し回路の自己診断レベルが高いため、高いPL/カテゴリが達成できます。

形式 | 安全 カテゴリ*1 |
PL*1 | 補助出力 | 表示灯 | 検出方式 | 外形寸法 |
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D40A-2 | 4 | e | あり (内部電源と共有) |
あり | 磁気検知方式 | アクチュエータ 48×17×13 スイッチ(表示灯/ケーブル部除く) 48×25×13 |
D40A | 3 | d | あり (内部電源と共有) |
あり | 磁気検知方式 | アクチュエータ 48×17×13 スイッチ(表示灯/ケーブル部除く) 48×25×13 |
D40Z | 4 | e | あり (内部電源と独立) |
あり (点滅によるエラー表示含む) |
電磁誘導方式 | アクチュエータ 48×17×16 スイッチ(表示灯/ケーブル部除く) 48×25×16 |
*1. コントローラ(G9SX-NS、G9SPシリーズ、NX-SIH400)との組合せ時
セーフティドアスイッチの特徴-3