制御回路はNPNで、安全機器がPNPの場合における回路構成について

安全機器を使用する場合は、制御電源を接地する必要があります。PNPタイプの場合は、0V側を接地することになります。一方、NPN機器の0V側を接地すると、地絡時に誤動作する可能性があるため、同一電源で構成することはお勧めしません。
この場合、下図のように制御回路用の電源と安全回路用の電源を別々に設けて、接地方法の違いによる問題がない構成とします。
制御回路と安全回路は別電源となるため、モニタ等の信号のやり取りはリレー経由で行うことになります。

制御回路

安全原則-9