両手操作機器の国際規格の要件とは
両手操作機器は、ISO 13851で規定されております。押ボタンの配置で必要となる事項は以下になります。
- 1.
片手による無効化防止
両起動機器間は、水平距離で260mm以上(内寸法)離すこと。 - 2.
同じ腕の手とひじによる無効化防止
両起動機器間は、水平距離で550mm以上(内寸法)離すこと。 - 3.
前腕またはひじによる無効化防止
カバーまたは囲いの設置 - 4.
片手および身体の他の部分による無効化防止
片手と身体の他の部分(ひざ、腰など)による無効化防止のため、床面または操作レベルより1100mm以上の場所に起動装置を設置すること。

両手操作機器の取り付け位置については、安全距離を考慮する必要があります。機械を安全にするためには、両手操作機器に適したコントローラを使用することが必要です。
規格に適合したオムロンのコントローラは、以下のものがあります。
- セーフティリレーユニット
形G9SA-TH301 - セーフティコントローラ
形G9SP(専用ファンクションブロックを使用) - セーフティネットワークコントローラ
形NE1A(専用ファンクションブロックを使用)
その他の安全機器-1