不規則変化劣化度1
“劣化度1”の方が感度が高くなる異常の例
キャビテーション発生
電流波形全体に影響を与える異常を捉えることが可能。
不規則変化劣化度2 NEW
“劣化度2”の方が感度が高くなる異常の例
ミスアライメント発生
特定の周波数成分の異常を、インバータによる
ノイズ成分と区別して捉えることが可能。
注. 劣化度の計測にはモータ定速運転状態で約5秒を要します。
モータと負荷両方の状態監視をしたい
注. 測定できるモータはモータ電流1~600Aまでで、
1.5~300kw(400V系)、0.75~150kw(200V系)です。
注. サーボモータの測定はできません。
サンプリング周期の間に取得した電流波形データ全体に対して、理想の状態である滑らかなサイン波からの乖離度を数値化するため、モータの軸に不規則な影響を与える異常の監視に向いています。
【検出異常】
キャビテーション、異物嚙込み、など
モータの回転軸に影響する周波数成分の内、特定の周波数成分を顕著に捉えて数値化するため、定期的に発生する異常監視に向いています。特にインバータノイズなどがある環境でも、感度良く異常を検出できます。
【検出異常】
ミスアライメント、アンバランス、異物付着など
“劣化度1”の方が感度が高くなる異常の例
キャビテーション発生
電流波形全体に影響を与える異常を捉えることが可能。
“劣化度2”の方が感度が高くなる異常の例
ミスアライメント発生
特定の周波数成分の異常を、インバータによる
ノイズ成分と区別して捉えることが可能。
注. 劣化度の計測にはモータ定速運転状態で約5秒を要します。
お使いのモータの容量を確認し表のモータ容量のに当てはめて、該当のCT形式をご確認ください。 あてはまるCTが適切にご使用いただけるCTです。
モータ容量から電流値を算出する場合は以下の式をお使いください。
上記計算式に5.5kw, 200Vをあてはめるとモータの電流値は22Aとなり、22Aが計測範囲内にあるCT 形K6CM-CICB025を選定します。
形K6CM-CICB100でも計測範囲が20~100Aで、22Aは範囲内なのでこれでも使用可能ですが、より精度のよい計測のためには、定格電流の小さいCTを優先して選定してください。
注. 上の式では力率、効率は一般的な値、また、負荷率が100%を前提としていますが、実使用環境によっては、実際の電流値と計算値が異なる場合があります。CTの計測範囲の下限値を下回る電流で使用すると、劣化度の計測誤差が大きくなりますので、可能であれば、クランプメータなどで定常運転時の電流を測定し、その電流に応じたCTを選定してください。
商品のさらに詳しい情報、マニュアルやCADデータのダウンロードもできます。