Page top

本文

無停電電源装置(UPS) 用語解説


無停電電源装置(UPS) は、機器やシステムを停電や落雷などの電源トラブルから守る電源バックアップ用機器です。ここでは無停電電源装置(UPS) の用語を解説します。

関連情報



定格入力電圧

UPSで使用可能な入力電圧の定格値です。

入力電圧範囲

通常運転が可能な入力電圧範囲です。この範囲外の時はバックアップ運転します。

最大電流

UPSの入力電流の最大値です。
【最大電流となる条件】
下記のすべての条件を満たしたときに最大電流値となります。
①UPSに定格負荷を接続時
②入力電圧が最小時
③バッテリ充電時

入力形状

入力電源の入力端子形状です。

入力保護

UPSに搭載されている入力過電流保護機能の種類です。
「ヒューズ」と「リセットタイプ過電流保護器」があります。
入力過電流保護機能が作動した場合、「ヒューズ」の場合は新しいヒューズに交換する必要がありますが、「リセットタイプ過電流保護器」の場合はスイッチ操作のみで復旧させることができます。

入力保護容量

入力過電流保護の検知電流値です。

突入電流

UPSの入力電源側に発生する突入電流値です。

定格電流

UPSの出力側の定格電流値です。

切替時間

停電が発生してからバックアップ運転に切り替わるまでの切替時間です。

出力電圧

出力電圧の定格電圧値です。

出力形状

UPS出力側の出力端子形状です。

過負荷保護

UPSの出力側の定格電流値を超えた場合に発生する過負荷保護の動作条件です。

バッテリ種類

UPSに内蔵しているバッテリパックの種類です。

バッテリ定格電圧

UPSに内蔵しているバッテリパックの定格電圧です。

バッテリ定格容量

UPSに内蔵しているバッテリパックの定格容量です。

バッテリ期待寿命

月に1~2回程度バックアップ運転を行うトリクル用途で使用した場合のバッテリ期待寿命値です。

自動バッテリチェック機能

定期的に自己診断テストを自動で実施して、バッテリの交換時期かどうかを診断してお知らせする機能です。

バッテリ寿命カウンタ機能

UPS内部の温度センサによりバッテリ寿命を計算し、バッテリ交換時期をお知らせする機能です。

充電時間

バッテリが完全に放電しきった状態からフル充電になるまでの充電時間です。

バックアップ時間

周囲温度が25℃の環境かつ、バッテリが初期状態(劣化していない状態)でのバックアップ時間の目安値です。

使用周囲温度/湿度

使用可能な環境温度/湿度です。

保管周囲温度/湿度

保管可能な環境温度/湿度です。

耐振動

振動耐性に関する基準値です。

耐衝撃

衝撃耐性に関する基準値です。

冷却方式

UPS本体の冷却方式です。

  • 強制空冷:冷却用ファンが搭載されており、必要に応じてファンが動作します。
  • 自然空冷:冷却用ファンは搭載されておらず静音仕様です。

耐電圧

耐電圧に関する基準値です。

絶縁抵抗

絶縁抵抗に関する基準値です。

安全規格適合

UPSが適合している安全規格です。

  • UL:電気製品の安全性を象徴するものとしてアメリカで適用されている安全規格
  • CE:EC 指令に適合していることを示したマーク(CE マーキング)。 EC指令は電気製品の安全性を象徴するものとして欧州連合EU域内で適用されている安全規格

内部消費電力

UPS本体が消費する消費電力(単位(W))

  • 通常時:通常運転時、バッテリフル充電時の消費電力
  • 最大時:通常運転時、バッテリ充電最大時の消費電力

シリアル通信

RS-232C、USBの通信ポート有無、およびインターフェース形状です。

I/Oポート

I/O信号の有無、およびインターフェース形状です。

付属機能

UPSが搭載している設定・テストなどの機能です。


最終更新日:2025年04月14日