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温度調節器(デジタル調節計) 参考資料


温度調節器とは、センサ信号と目標値を比較し、その偏差に応じて演算を行いヒータなどを制御する装置です。センサ信号に温度以外の湿度・圧力・流量などを扱うことができる装置は調節計と呼び、電子式のものを特にデジタル調節計と呼びます。ここでは、温度調節器(デジタル調節計)の参考資料を示します。

関連情報


ソリッドステート・リレー(SSR)との接続例

●ソリッドステート・リレーの並列接続可能台数の考え方

(A):各温調器の電圧出力(SSR駆動用)の最大負荷電流
(B):SSRの入力電流
  (A)÷(B)=接続可能台数となります。

*1. 形G3PE-BLタイプは2台です。
*2. 形G3PE-BLタイプは1台です。
*3. 形G3PA-BLタイプは2台です。
*4. 形G3PA-BLタイプは1台です。
*5. 形G3NAの-UTUタイプは2台です。
*6. 形G3NAの-UTUタイプは1台です。AC480Vタイプは4台です。

よくある質問集

温度調節器の温度誤差が大きいようです。
原因を教えてください。

以下のような原因が考えられます。
・温度センサの入力種別が合っていない。
(温度センサの種別の設定)

・温度センサのリード線と動力線を同一配管して引き回しているので動力線からのノイズの影響を受けている。(一般的には表示値がふらつく)
 〈対策〉
 別配線にする。
 または、引き回しを少なくする。

・温調器と熱電対の間を銅線で接続している。
 〈対策〉
 熱電対のリード線を直接接続するか、または熱電対に合った補償導線で接続する。

・温度センサの測温場所が適切でない。

・誤った入力補正値が設定されている。

オーバーシュートまたはアンダーシュートするのは、なぜですか?

以下のような原因が考えられます。
・比例帯が狭い、P定数が小さい。
・積分時間が短い、I 定数が小さい。
・微分時間が長い、D定数が大きい。
・ON/OFF制御になっている。
・熱応答が速い制御系に対して制御周期が長い。
・加熱冷却制御で、オーバーラップバンドの設定をデッドバンドに間違えている。

測定値が正しく表示されないのは、なぜですか?
また「S.Err」が表示されるのは、なぜですか?

以下のような原因が考えられます。
・初期設定レベルの入力種別が誤って設定されている。
・初期設定レベルの温度単位が誤って設定されている。
・調整レベルの入力補正値が誤って設定されている。
・データの設定単位を間違えている。
・温度センサの極性または接続端子を間違えている。
・設置している温度調節器では使用できない温度センサを接続している。
・温度センサが断線、短絡または劣化している。
・温度センサの接続を忘れている。
・熱電対と補償導線の種別が間違っている。
・熱電対と温度調節器の端子間に、熱電対や補償導線以外の金属を使用した機器を接続している。
・接続端子のねじがゆるみ、接触不良になっている。
・熱電対のリード線または補償導線が長く、導線抵抗の影響を受けている。
・白金測温抵抗体と温度調節器の端子間を接続する3本の導線の抵抗が異なっている。
・温度調節器周辺の機器から出るノイズの影響を受けている。
・温度センサのリード線と動力線が近いため、動力線から誘導ノイズを受けている。
・温度センサを取りつける位置が制御する点から離れているため熱応答が遅れている。
・温度調節器の使用周囲温度が定格を超えている。
・温度調節器の周辺で無線機器を使用している。
・周辺機器からの放熱によって、熱電対入力タイプの端子台温度が変化している。
・熱電対入力タイプの端子台に風が当たっている。

現在値が目標値を超えて上昇するのは、なぜですか?

以下のような原因が考えられます。
・制御出力で駆動するリレーの接点が溶着している。
・SSRが短絡故障している。
・PID定数が適切でない。
・操作量リミット値を制限している。
・制御対象が自己発熱している。

現在値が目標値を境に振れて目標値で安定しないのはなぜですか?

以下のような原因が考えられます。
・比例帯が狭い、P定数が小さい。
・積分時間が短い、I 定数が小さい。
・微分時間が長い、D定数が大きい。
・ON/OFF制御になっている。
・熱応答が速い制御系に対して制御周期が長い。
・加熱冷却制御で、オーバーラップバンドの設定をデッドバンドに間違えている。
・制御対象の熱容量に対してヒータの熱容量が大きすぎる。
・周期的に外乱が入り、制御対象の熱容量が変化している。
・AT実行中である。

通信できなかったり、通信エラーが出たりするのは、なぜですか?

以下のような原因が考えられます。
・通信の配線を間違えている。
・通信の配線が外れている。
・通信ケーブルが断線している。
・通信ケーブルが長すぎる。
・不適切な通信ケーブルを使用している。
・同じ伝送路上に、規定数を超える通信機器が接続されている。(RS-422/RS-485のみ)
・伝送路の両端に終端抵抗が付いていない。(RS-422/RS-485のみ)
・温度調節器に電源電圧が供給されていない。
・通信変換器(形K3SCなど)に電源電圧が供給されていない。
・温度調節器、上位機器、および同じ伝送路上にある他の機器の通信速度や通信方式が一致していない。
・温度調節器のユニットNo.と、コマンドフレームで指定するユニットNo.が異なっている。
・温度調節器と、同じ伝送路上にある他の機器のユニットNo. が重複している。(RS-422 / RS-485のみ)
・上位機器のプログラムにミスがある。
・温度調節器からのレスポンスを受信する前に上位機器が異常検知している。
・一斉同報またはソフトリセットのコマンドを送信した後、レスポンスがないのを上位機器が異常検知している。(Syswayを除く)
・温度調節器からのレスポンスを受信する前に、上位機器が次のコマンドを送信している。
・温度調節器からのレスポンスを受信した後、上位機器が次のコマンドを送信するまでの時間間隔が短い。
・温度調節器の電源投入時や電源しゃ断時に伝送路が不安定になり、これを上位機器がデータとして読み込んでいる。
・周囲からのノイズの影響で通信データが異常となっている。


最終更新日:2021年08月02日