Page top

本文

デジタルパネルメータ 概要


デジタルパネルメータは、電圧/電流、アナログ信号、パルス信号等をデジタル処理する機器です。換算表示したり、任意の設定値との比較判定したり、データ伝送等を行います。ここでは、デジタルパネルメータの概要を解説します。

関連情報


デジタルパネルメータとは

デジタルパネルメータとは、電圧/電流・各種リニア出力センサからのアナログ信号や、パルス信号などの計測データをデジタル処理の上、換算表示する機器です。
また任意に設定した設定値との比較判定、パソコンやPLCにデータを伝送するなどのインターフェース*の役割を果たします。
オムロンのデジタルパネルメータは、フィールドでの視認性、使いやすさ、防水性の確保、海外規格への適合、PL法やISOへの対応としての記録や稼働率を高めるためのデータ収集など、上位パソコンやプログラマブルコントローラとの通信機能を強化、現場での「情報化」に貢献します。

*インターフェース=2つの機器間の仲介媒体を意味します。

アナログ信号とは

アナログ信号とは、連続して変化する信号をいいます。
種類: DC4~20mA
     DC1~5V
     DC0~5V
     DC0~10V
     など

●各種電圧/電流

●非接触温度センサ

●近接センサ/ロータリエンコーダ

●変位/測長/リニア出力センサ

測定方法

各入力信号が製品の計測範囲内であれば各入力端子に直接接続して使用しますが、範囲を超える場合は以下の方法で測定します。

●直流大電流測定

入力部に直流電流を直流電圧に変換する分流器を用いて測定できます。

●交流大電流測定

外部に変流器(CT)を設けて電流値を落として測定します。

●直流高電圧測定

外部に分圧回路を設けて電圧を分圧して測定します。

●交流高電圧測定

外部に計器用変圧器(PT)を設けて電圧値を落として測定します。

機能説明

●スケーリング機能

スケーリングとは、各種センサから出力された信号をそのセンサが計測する物理量(圧力・レベル・流量など)に任意に換算して表示させる機能です。
任意の入力値とそれに対応する換算値をそれぞれ2点設定する方法と、実入力によるティーチング設定の2種類の設定方法があります。

●ポジションメータ

20段階に分けられたメータで現在の測定値をスケーリング幅に対する位置として表示します。

●平均化処理機能

変動の激しい入力信号を平均化処理をすることで、表示のちらつきを少なくしたり入力信号に含まれるノイズの影響を軽減することができます。
単純平均と移動平均の2種類があります。

●強制ゼロ機能

計測表示中に前面キー操作およびZERO入力により直前の表示値を「0」にシフトできます。基準値を決めて計測する場合に有効です。

強制ゼロのタイミングチャート

●タイミングホールド

外部からのタイミング信号入力を用いて、同時計測をはじめ最大値・最小値、最大値と最小値の差の計測が可能です。

●MAX/MIN値ホールド

計測値の最大値・最小値を保持します。

●表示色切替

PV表示の色を緑または赤に設定できます。また、比較出力に連動して現在値の色を切り替えることも可能です。

●バンク切替

8つの比較値バンクを前面キーや外部入力で切替可能です。

設定・表示

●形K3HB-Xの例

No.名称働き
PV表示現在値、Max値、Min値、パラメータ名、エラー名を表示します。
SV表示設定値、またはモニタ値を表示します。
ポジションメータ任意のスケールに対して、現在値の位置を表示します。
比較出力ステータス比較出力の出力状態を示します。
MAX/MINステータス運転レベルでMax値またはMin値を表示するときに点灯します。
レベル/バンク表示運転レベル: バンク機能がONのときバンク表示します。
         (バンク機能がOFFならば消灯)
運転レベル以外:操作中のレベルを表示します。
ステータス表示T-ZR: ティアゼロ実施後に点灯し、未実施/解除後は消灯します。
Zero: 強制ゼロ実施後に点灯し、未実施/解除後は消灯します。
Hold: HOLD入力がONで点灯し、OFFで消灯します。
SV表示ステータスTG:タイミング信号ON時に点灯し、その他は消灯します。
T: ティーチ可能なパラメータ表示中に点灯します。
HH、H、L、LL:運転レベルで比較値HH、H、L、LLを表示中に点灯します。
MAX/MINキー現在値、Max値、Min値の表示切替と、Max値、Min値リセットに使用します。
レベルキーレベルの切替に使用します。
モードキー表示するパラメータを切替えるときに使用します。
シフトキーパラメータの設定値を変更するときに使用します。
設定値が変更状態のときは設定値の桁移動に使用します。
アップキー設定値が変更状態のとき、設定値の変更を行います。
計測値を表示しているとき、強制ゼロ/強制ゼロ解除、ティーチに使用します。
構成例

●積算・加減算パルスメータ

形K3HB-Cアプリケーション例

●回転パルスメータ

形K3HB-Rアプリケーション例

●タイムインターバルメータ

形K3HB-Pアプリケーション例


最終更新日:2019年11月18日