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統合プラットフォーム

Sysmacコンセプト
グローバルに変化するモノづくり環境

モノづくりを取り巻く社会の変化

人々が感じる豊かさの多様化により、モノづくりは大きく変化しています。それを支える生産と消費においてもグローバル化が進み、人手の確保と教育、技術の継承という新たな課題が発生しています。

モノづくりのバリューチェーンを通した課題

モノづくりの変化に伴う課題は、モノづくりに携わるお客様の役割や業界によっても異なります。最終製品を製造されるメーカ様、最終製品メーカ様にデバイスを供給されているメーカ様、生産設備・機械のメーカ様、制御盤メーカ様、システムインテグレータ様。オムロンは全てのお客様の課題をひとつひとつ確認させていただいています。
グローバル化、安心・安全、生産性向上、生産革新などの課題にお応えするために、最新のオートメーションを構成する技術や製品づくりに取り組むだけでなく、お客様の必要とするサービスやサポート体制の充実も図っていきたいと考えています。

グローバルに変化するモノづくり環境

製造業の課題

技術革新

技術革新

  • 技術革新に伴う製造難度の高まり
  • ニーズの多様化への適応
  • 製造現場の人手不足への対応
生産性向上

生産性向上

  • 需要変動への柔軟な対応
  • 生産設備の垂直立上げ
  • 生産設備の安定稼働
安心・安全

安心・安全

  • 品質向上・不良品ゼロへの取り組み
  • 地球環境に配慮したモノづくり、省エネ・省資源化
  • 快適・安全な作業環境の実現
グローバル化

グローバル化

  • 多拠点生産における技術サポートや保守
  • モノづくりの標準化と国際規格、法規制への対応
  • 技術者の採用・育成、開発・設計成果の資産化と活用

社会の変化に応じたモノづくりの進化

1. 変化に対するオムロンの取り組み

オムロンは、グローバルに起こっている社会・産業の変化を「最適化社会」への変化として先取りし、先進の技術を取り込んだ最新のオートメーションを提供していく制御機器メーカとしての取り組みだけでなく、自らもモノづくりを実践する製造業ユーザとして様々な取り組みを行ってきました。

「最適化社会」のモノづくり

1970年、オムロンの創業者の立石一真は「国際未来学会」に未来予測論、「SINIC理論」を提唱しました。SINIC理論では社会の変化を、科学と技術と社会が相互に影響しあう円環論的な関係でとらえています。
現在の社会を「最適化社会」と定義しています。これまでの社会では、人の作業を機械に任せる技術が必要でしたが、「最適化社会」では機械が人に合わせ、近づいてきてくれる技術、つまり“人と機械が協調し、協創する”モノづくりへの進化を半世紀も前に予測していました。

SINIC理論

*「SINIC理論」:SINICとは“Seed-Innovation to Need-Impetus Cyclic Evolution”の頭文字をとったもの。

2. 制御機器メーカとしての取り組み

制御機器メーカの取り組みとして、2011年7月に従来のシステムからアーキテクチャを一新したSysmacオートメーションプラットフォームを発表し、同時に第1弾としてマシンオートメーションコントローラ NJシリーズを発売しました。Sysmacオートメーションプラットフォームは、PCアーキテクチャを採用し、IEC61131-3など世界標準に準拠。また、グローバルにオープンなネットワークであるEtherNet/IP、EtherCATRを採用し、グローバルに標準化できるシステム構築を可能にしています。
オムロンは、ICT技術をはじめとする最新技術を素早く取り込める構造と、この構造を活かし、ソフトウェアで機能を作り出し、自社だけでなくパートナ様のデバイスやソフトウェアを繋ぐことにより、モノづくりの多様な変化に対して、製造業のお客様と共に最適な解決策を作り出すプラットフォームをご提供します。

3. 製造業ユーザとしての取り組み

オムロンが提供する制御機器は、光電・近接センサ、画像センサ、スイッチをはじめとする入力機器、PLCを中心とするロジックコントローラ群、サーボ・インバータからリレーを含む出力機器・アクチュエータ、表示器、電源、さらにセーフティ機器まで業界No.1クラスの品揃えをご提供しています。オムロンは、これら幅広い製品の材料・部品の違い、作り方の違い、生産地の違いに応じたモノづくりを追及し、安定した供給と品質を継続するため、日々改善に取り組んでいます。

また、オムロンの生産工場では自社の新しいオートメーションを導入し、生産革新に役立てるだけでなく、新しいオートメーションの実効性を検証しています。その取り組みの一つにオムロン草津工場での、ビッグデータを活用した品質情報の収集と予防保全の取り組みがあります。当初は、ICT技術の導入に懐疑的だった熟練の生産技術者が、Sysmac&SQLソリューションの導入で稼働状態や品質データが可視化されることにより、驚きとともに次への改善ネタが次々に想起できることで、新しいオートメーション導入の推進者に変わってきました。
このように、オムロンがご提案する新しいオートメーションは、モノづくりの機械・装置や仕組みが変わるだけでなく、それを活用する人が変わることが重要だと考えています。(このオムロン草津工場の事例はWeb上でも公開中です。)

共創プラットフォーム

オムロンがご提案する最新のオートメーションのコアとなるのがSysmacオートメーションプラットフォームです。オムロンがSysmacオートメーションプラットフォームを元にご提案するオートメーションは、1)製造業のお客様の課題解決を通じて蓄積してきた製造現場で求められるノウハウ・知見だけでなく、2)オムロンが事業展開する生活、産業、社会インフラの課題解決を通して磨いてきたセンシング&コントロール技術、さらに、3)Sysmacオートメーションプラットフォームの世界標準準拠&グローバルオープンな構造を活かし、FA(ファクトリーオートメーション)分野だけでなく、ICT技術をはじめとするグローバルなパートナー様との協業により生み出していく最新のオートメーションにより、製造業に携わるお客様の課題解決に取り組んでまいります。

また、前述のとおり、自らも多種多様な製品を製造する製造業ユーザとして、最新オートメーションを自社工場に適用し、実効性を検証し、その成果やプロセスを製造業のお客様と共有することでお客様と一緒にモノづくりの将来を具体化、具現化していきたいと考えております。

このように、Sysmacオートメーションプラットフォームは、お客様とモノづくりの未来を共創するプラットフォームとしてご提案してまいります。

オートメーションセンタ

製造業のお客様の課題確認を通じて整備を進めてきたのがオートメーションセンタの設立です。オートメーションセンタは、オムロンがご提供する最新のオートメーションをモデル機械やデモ機で見える化し、お客様の課題解決を現物により検証していく共創の場として充実を図っています。また、オムロンの機器だけでなく、パートナ様のデバイスとの接続検証をご提供するショールームを備えることで、より最適なオートメーションの構築を目指しています。2011年8月にオムロン草津工場内に初めて設立以降、2015年3月現在でグローバルに6拠点まで拡大しました。