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統合プラットフォーム

統合ソフトウェア環境
(Sysmacコンセプト3)

One Software

統合開発環境 Sysmac Studio

Sysmac Studioはコンフィグレーション(構成設定)、プログラミング、モニタリング機能の他、3Dモーションシミュレーションにも対応した統合開発環境(IDE)です。直観的な操作を可能にするユーザインタフェースで、接続機器のセットアップ時間を短縮します。

IEC規格、PLCopen®準拠のモーション制御ファンクションブロックを採用したプログラミング環境は安全規格にも対応しており、プログラミング時間が圧倒的に短縮できます。

また、3Dシミュレーションや実機のデータトレースでデバッグや調整が簡単に行うことができ、短時間でのマシン立ち上げを可能にします。

プログラミング、モーションコントロール

設計フェーズ

・プログラミング資産化・再利用

変数プログラミング

変数プログラミング

統合開発環境SysmacStudioは、国際標準規格 IEC 61131-3(およびJIS B3503)に準拠。「変数」を使用したプログラミングにより、PLCベンダ固有のメモリマップを意識する必要がなく、かつプログラムの再利用が容易。

・複数人での開発が簡単・確実

プロジェクトバージョン管理機能*

プロジェクトバージョン管理機能

バージョン管理システム(Git)との連携で、複数人でのマスタ変更マージ作業工数を大幅に削減可能。自動マージや変更点の重複検出機能により、マージミスによる開発の後戻りを防止。プロジェクトの変更履歴で、過去Ver.とのグラフィカルな比較により変更点確認後、任意のVer.に戻すことも可能。

*本機能はSysmac Studio Ver.1.20以降でチーム開発オプションを付加することで使用可能。CPUユニット Ver.1.16以降でサポートしています。

・高度なマシン制御の実現

モーションプログラミング

モーションプログラミング

PLCopen®に準拠した、多彩なモーションコントロールファンクションブロック(FB)をご用意。FBを組み合わせるだけで、簡単に高度なモーション制御アプリケーションにも対応可能。

モデルベースデザイン

モデルベースデザイン

複雑なフィードバック制御も、MATLAB®/Simulink®で設計後そのままプログラムにインポート。

・電気CAD連携による設計効率化

AutomationML インポート機能

AutomationML インポート機能

電気CADで設計された回路図(各ユニット構成および信号線名称等)をSysmac Studioに読み込み、ユニット構成設定や割付変数に自動反映。
電気CADの設計データと連携し、シームレスかつミスのない設定を行う事で、作業工数削減、設計効率向上が可能。

【動画で紹介】
EPLAN Electric P8で作成した電気CADから、
Sysmac Studioに取り込む手順は こちら

ファンクション・ブロックを含むソフトウェア機能部品集 Sysmac Library

オムロンが保有する豊富なノウハウをファンクションブロック(FB)化。高度なアプリケーション向けやモーション制御技術向けなど豊富なソフトウェア部品でプログラミング工数削減に貢献。

検証フェーズ

・高速にシステムデバッグを実行

仮想メカデバッグ

仮想メカデバッグ

3D CADデータ*を読み込み、Sysmac Studioだけで3Dシミュレーションが可能。
制御プログラムの動作をすぐに仮想環境上で検証可能で、設計段階でプログラムの精度を高め、実機検証時の後戻りを低減。

*Sysmac Studio 64bit版で使用可能。3D CADデータはSTEP/IGESをサポートしています。

 

3Dシミュレーション

外部のシミュレータと連携して、デバッグをすることも可能。

保守フェーズ

・メンテナンスやトラブルに高効率で対応

トラブルシューティング

トラブルシューティング

SysmacStudio、表示器NAシリーズにトラブルシュート機能を標準搭載。コントローラだけでなくシステム全体の異常を統合的に管理でき、マニュアルレスで異常内容の把握や対処方法の確認が可能。

リモートメンテナンス

リモートメンテナンス

オンラインで接続した実機の動きをリアルタイムにCAD上に表示、またトレースデータから動作を再現。現場から離れていてもリモートでメンテナンスやトラブル対応。