レーザマーカセレクション
加工対象物の材質によって、レーザ印字・加工の特性はかわります。
これらの特性を知って、適したレーザマーカを選びましょう。
レーザ光による加工は、加工対象物の材料やその表面層がレーザ光を吸収することで可能になります。
レーザ光の波長に対する吸収率は物質(材料)によって異なります。比較的波長が短いファイバ・YAG・YVO4レーザの場合は、CO2レーザに比べて各種金属材料に対する吸収率が高く、金属加工に適しています。
代表的な金属・樹脂・その他材料と各波長のレーザマーカの加工特性は下記の対応表のとおりです。
材料によって対応できるレーザマーカを選びます。
一般的にSHGレーザマーカは銅・金などへの吸収がよい反面、大きな出力が難しく、高価なため基本波レーザマーカが多く使用されています。
材料名 | 基本波レーザマーカ (ファイバ、YVO4、YAG) |
SHG レーザマーカ |
CO2 レーザマーカ |
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鉄 | |||
アルミ | |||
ステンレス | |||
銅 | |||
金 | |||
銀 |
◎ 非常に適している ○ 適している △可能 × 適さない
材料名 | 基本波レーザマーカ (ファイバ、YVO4、YAG) |
SHG レーザマーカ |
CO2 レーザマーカ |
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ABS (アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン) |
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PBT (ポリブチレン・テレフタレート) |
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POM (ポリアセタール) |
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PC (ポリカーボネイト) |
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PP (ポリプロピレン) |
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PVC (ポリ塩化ビニル) |
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PET (ポリエチレン・テレフタレート) |
◎ 非常に適している ○ 適している △可能 × 適さない
材料名 | 基本波レーザマーカ (ファイバ、YVO4、YAG) |
SHG レーザマーカ |
CO2 レーザマーカ |
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シリコン | |||
セラミック | |||
紙 | |||
ゴム | |||
ガラス | |||
木 | |||
透明電極 |
◎ 非常に適している ○ 適している △可能 × 適さない
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