測長センサは、対象物が帯状のレーザ光をしゃ光する際の光量変化をとらえ、物体の幅や位置の測定、外径判別を行うセンサです。寸法計測だけでなく、物体の幅の変化や位置決めなどにも利用できます。ここでは、測長センサの共通の注意事項を説明します。
![]() | 測長センサ共通の注意事項 |
各商品個別の注意事項は、各商品ごとの「正しくお使いください」をご覧ください。
プレスの安全装置またはその他の人体保護用の安全装置としてはご使用できません。
本製品は安全性にかかわらない、ワークや作業者の検出用途に使用されることを意図しております。
●設計時
測定距離と精度(CCD方式)
CCDイメージセンサを受光素子に用いている形ZX-GTなどは、投受光間距離と、測定物体と受光器までの距離によって精度が変化します。それは、測定物体によってできる影のエッジ部分が、距離が遠くなればなるほど光のまわりこみなどによって広がってしまい、その分だけ誤差として測定してしまうからです。設置上問題がない場合は、投受光間距離、測定物体と受光器間距離をできるだけ近づけてご使用ください。
●配線時
配線について
未配線のリード線の処理について
使用しないリード線は切断して絶縁テープを巻くなど、他の端子と接触しないよう処理してください。
●使用環境
周囲雰囲気について
0℃以下の低温時には塩化ビニルのコードは硬化し、曲げると断線のおそれがあります。標準コード、ロボットコードともに低温下でのケーブルの屈曲は行わないでください。
詳細につきましては、各商品のユーザーズマニュアル/取扱説明書をご覧ください。
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