情報更新 : 2023/08/01
以下に示すような項目は、安全を確保する上で必要な項目ですので必ず守ってください。
(1)引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。
(2)製品の分解、修理、改造をしないでください。
(3)定格電圧範囲を超えて使用しないでください。定格電圧範囲以上の電圧を印加すると、破壊したり、焼損したりする恐れがあります。
(4)電源の極性など、誤接続しないでください。破裂したり、焼損する恐れがあります。
(5)負荷なしで電源を直接接続すると内部素子は破裂したり、焼損する恐れがありますので、負荷を入れて配線してください。
(6)この商品は該当する規制(法令)に従って廃棄してください。
定格を超える周囲雰囲気・環境では使用しないでください。
(1)下記の設置場所では使用しないでください。
①屋外(直射日光・雨・雪・水滴等の直接かかる場所)での使用。
②化学薬品、特に溶剤や酸性の雰囲気での使用。
③腐食性ガスがあるところでの使用。
(2)高周波電界を発生するような超音波洗浄装置、高周波発生装置、トランシーバ・携帯電話やインバータなどの近くでは誤動作することがあります。代表的な対策は「共通の注意事項」を参照してください。
(3)高圧電線、動力線と近接センサの配線が同一配管あるいはダクトで行われると誘導を受け、誤動作あるいは破壊の原因となる場合もありますので、別配管または単独配管でのご使用をお願いします。
(4)清掃について
シンナー類は、製品表面を溶かしますので、使用しないでください。
(5)温度環境の影響で電源投入時に出力誤パルスが発生する場合があります。ご使用の際には、電源投入より300ms経過後の安定した状態でご使用下さい。
(6)高精度にセンサが調整されていますので、急激な温度変化を与えないでください。また、急激な温度変化のある環境でのご使用は控えてください。
(7)当社のIO-Link マスタで動作確認をしています。他社のIO-Linkマスタでご使用の場合は、事前に動作確認をしてください。(IO-Link対応機種のみ)
(8)IO-Link非対応機種をIO-Linkマスタに接続する場合はSIOモードで接続してください。
(9)IO-LinkモードではIO-Linkマスタとセンサ間のコード長は20m以下としてください。(IO-Link対応機種のみ)
(10)油圧シリンダや油圧バルブなど、検出面に定常的に圧力がかかるような埋め込み状態での使用はできません。
2個以上のセンサを直列に接続してAND回路で使用することはできません。図のようにリレーを介して使用してください。
2個以上のセンサを並列に接続してOR回路で使用することはできません。センサが同時に動作せず、負荷を保持させる必要のない場合に限り並列接続で使用できます。負荷を保持させる必要がある場合は図のようにリレーを介して使用してください。
近接センサを取り付ける際には、下表に示した値以上でご使用ください。
ナットを使用する場合は、本体付属のナットを使用し、検出面からナットまでの距離を下表の寸法L以上としてください。
周辺金属が他の非磁性金属の時も、アルミ材と同様の影響を受けます。事前に動作確認してください。
近接センサを金属に埋め込む際には、下表に示した値以上でご使用ください。
2個以上の近接センサを対向または並列に配置される場合は、下表に示した値以上でご使用ください。
通常、アルミの切削屑が検出面に付着・堆積しても検出信号がでません。次の場合は、検出信号を出すことがありますので、ご注意ください。
また、このときは切削屑を取り除いてください。
ナットは過大な力で締め付けないでください。
締め付け時は必ず歯付座金を使用してください。
情報更新 : 2023/08/01