従来の近接センサで発生していた誤検出や故障・破損による設備の突発停止を削減します。
情報更新 : 2020/02/03
E2E NEXTシリーズでは、近接センサを長距離化する際に課題となっていた温度変化による影響やセンサの個体差を、長距離安定検出技術 ”サーモ・ディスタンス・コントロール” とアナログデジタルハイブリッドICで解決しています。
従来のアナログICではできなかった、「出荷時における温度補正値の書き込み」をアナログデジタルハイブリッドIC”PROX2”に対して行い、温度変化による検出距離への影響を最小化。
IoT化された生産工程で、個々のセンサの温度特性をインライン計測し、独自のアルゴリズムに基づいて計算された最適な補正値をアナログデジタルハイブリッドIC”PROX3”に書き込むことで、温度変化による検出距離への影響とセンサの個体差を最小化。
故障から復旧にかかる時間(MTTR)を削減します。
IO-Link 対応のセンサとコントローラをIO-Link マスタで接続すれば、異常箇所と現象をリアルタイムに発見でき、復旧時間を削減します。
近接センサとコントローラをIO-Link マスタで接続すれば、近接センサ故障時にモニタ(HMI)で故障箇所と現象の早期発見が可能です。
安定稼働のために必要な情報をセンサとコントローラをIO-Link マスタで接続することで上位に通信。センサの状態監視や異常検知を可能にし、装置・設備の予知保全に貢献します。
さらにデータベースに情報を蓄積し分析結果を現場の装置にフィードバックすれば、より生産性の高い設備を作ることも可能です。
情報更新 : 2020/02/03
© Copyright OMRON Corporation 1996 - 2021.
All Rights Reserved.