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E2ER / E2ERZ

耐油近接センサ

E2ER / E2ERZ

切削油の浸入による故障を抑制、切削油に強い近接センサ

※ Web特別価格提供品

近接センサセレクタ

検出距離/材質/サイズなどの必要な条件を選んでいくだけで近接センサの形式を検索できます。

詳しくは icon_01共通の注意事項、およびご承諾事項をご覧ください。

警告表示の意味

3546_b_1 ●警告レベル
正しい取扱いをしなければ、この危険のために、軽傷・中程度の傷害を負ったり、
万一の場合には重傷や死亡に至る恐れがあります。
また、同様に重大な物的損害を受ける恐れがあります。
安全上の要点 製品を安全に使用するために実施または回避すべきことを示します。
使用上の注意 製品が動作不能、誤動作、または性能・機能への悪影響を予防するために
実施または回避すべきことを示します。

図記号の意味

3546_b_2 ●一般的な禁止
特定しない一般的な禁止の通告
3546_b_3
●破裂注意
特定の条件において、破裂の可能性を注意する通告

E2ER / E2ERZ ご使用の前に 4
E2ER / E2ERZ ご使用の前に 5

安全を確保する目的で直接的または間接的に人体を検出する用途に本製品は使用できません。人体保護用の検出装置として本製品を使用しないでください。

E2ER / E2ERZ ご使用の前に 6

破裂の恐れがあります。
AC電源では絶対に使用しないでください。

安全上の要点

以下に示すような項目は、安全を確保する上で必要な項目ですので必ず守ってください。

(1)引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。

(2)製品の分解、修理、改造をしないでください。

(3)電源電圧について
   定格電圧範囲を超えて使用しないでください。定格電圧範囲以上の電圧を印加すると、破壊したり、焼損したりする恐れがあります。

(4)誤接続について
   電源の極性など、誤接続しないでください。破裂したり、焼損する恐れがあります。

(5)負荷なし接続について
   負荷なしで電源を直接接続すると内部素子は破裂したり、焼損する恐れがありますので、負荷を入れて配線してください。

(6)保護構造について
   ハウジング部材やシール部材の膨潤や割れなど、保護構造が劣化した状態で使用しないでください。
   保護構造が劣化した状態で使い続けると、製品内部に切削油などが浸入し、破壊・焼損などの恐れがあります。

(7)廃棄するときは産業廃棄物として処理してください。

使用上の注意

定格を超える周囲雰囲気・環境では使用しないでください。

使用環境

(1)下記の設置場所では使用しないでください。
   ①屋外(直射日光・雨・雪・水滴等の直接かかる場所)での使用。
   ②化学薬品、特に溶剤や酸性の雰囲気での使用。
   ③腐食性ガスがあるところでの使用。

(2)高周波電界を発生するような超音波洗浄装置、高周波発生装置、トランシーバ・携帯電話やインバータなどの近くでは誤動作することがあります。
   代表的な対策はicon_01「共通の注意事項」を参照してください。

(3)高圧電線、動力線と近接センサの配線が同一配管あるいはダクトで行われると誘導を受け、誤動作あるいは破壊の原因となる場合もありますので、別配管または単独配管でのご使用をお願いします。

(4)清掃について
   シンナー類は、製品表面を溶かしますので、使用しないでください。

(5)寿命・性能に影響しますので、切削油を使用する環境でご使用の場合は、以下の条件を守ってください。
   ・仕様に定める切削油条件での使用
   ・切削油メーカの推奨する切削油希釈率での使用・油中あるいは水中での使用禁止
   お使いの油剤により本製品の寿命への影響が異なる場合があります。事前にお客様自身で、切削油によるシール部材の変質・劣化がないことをご確認のうえ、ご使用ください。

(6)コネクタの接続について
   ・形E2ER/E2ERZは仕様に定める切削油条件にて使用できます。
    かん合相手として形XS5□Rシリーズを使用されない場合、耐油性が確保できないので正しくお使いください。
   ・形XS2シリーズ等、M12とねじかん合する場合は、固定具を適正トルクにて締め付けてください。(適正トルク:0.39~0.49N・m)

設計時

周囲金属の影響

周囲金属物に対しては、下表の寸法以上離してご使用ください

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相互干渉

対向または並列に配置される場合は、下表に示した値以上でご使用ください。

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アルミ切削屑、鋳鉄切削屑について(アルミ切粉対策タイプのみ)

通常、アルミ・鋳鉄の切削屑が検出面に付着・堆積しても検出信号は出ません。
次のときは、検出信号を出すことがあります。
またこの時は、切削屑を取り除いてください。

(1)切削屑大きさ(d)と検出面大きさ(D)について

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(2)切削屑が押さえつけられたとき

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取りつけ時

締め付け強度

ナットは過大な力で締め付けないでください。
締め付け時は必ず歯付座金を使用してください。

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注1. ヘッド先端からの距離により許容強度が異なります。図のA部とB部での締め付け許容強度を下表に示します。
(A部とはヘッド先端から下表の寸法までの範囲です。B部は図のように、ヘッド側のナットも含みます。
したがって、このナット端が少しでもA部に入る場合は、A部の強度を適用してください。)
 2. 下表締め付け許容強度は座金を使用した場合の値を示します。

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