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温度状態監視機器 K6PM
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自動化が進む中、現場作業者がいないようなエリアもあり、現場での異常早期発見が難しくなってきている。 そのような中でエアダクトの熱漏れ事故により設備停止を余儀なくされたケースが発生。 エアダクトは500℃以上の熱風が流れているため、熱風漏れが発生した場合には火災など重大な事故につながる危険性がある。
点検をしようにもダクトは天井に張り巡らされており頻度高く点検できない。 現状のリソースも制限がある中で、保全効率向上と火災リスク削減を両立するために、24時間監視可能な常時設置型の状態監視機器を探していた。
稼働中の既存設備に状態監視機器単体を設置し効果検証。
その結果を複数工場に展開。各工場で導入の検討を進める中、新設している工場でリモート監視システムとして導入することが決定。工場内IoT化の一環として、オムロンの状態監視機器を使った予知保全システムを導入した。
今後はその効果も見ながら他の工場の既存設備に導入していく予定。
スモールスタートできて、今後の拡張も容易であることから、まずは工場建設におけるIoT化予算の中の余り予算を使って導入。
実績を作りながら効果が具体化されれば随時予算を確保しながら拡張していく予定。
火災事故は、消費者への供給責任を果たせなくなったり、管理体制に関わる企業ブランドの低下に陥る可能性がある。
周辺住民や消費者、関連会社への信頼という意味でも導入する価値があると感じた。